マレーシア初の金貨銀貨と金の延べ棒

スランゴール州スルタンの肖像が刻まれた純金と純銀のコインが作られたというニュースです。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/01/23/selangor-rulers-image-in-gold-and-silver-firm-mints-coins-to-mark-foray-into-global-gold-market/


引用はじめ
スランゴール州スルタンであるシャラフディン イドリス シャーの肖像が、新たに鋳造された金と銀のコインに刻まれました。1/2オンスと1オンスの純度999.9の純金と純度999の純銀にも、スルタン個人の王冠が刻まれています。


デミ イダマン社によって精錬された純金の延べ棒の紹介の際に、コインが発表されました。デミ イダマン社によると、会社は、世界の金市場への進出の印として、純金と純銀のコインを鋳造する決断をしたということで、次のように語っています。「王宮はスルタンの写真を我々のために選び、それはスルタンのお気に入りの一枚だということでした。三次元のレーザーカットのコインの製作に10日を要しました。コインは150リンギから6,400リンギの価格帯で販売されます。」


スルタン夫妻と皇太子も発表の席に参加しました。


これに先立ち、出席したナジブ首相は会社を賞賛して次のように語っています。「会社はマレーシア初の認定された金の精錬所です。最初の商業ベースに乗った金の精錬所の発展により、マレーシア国内で精錬から鋳造までの工程で、金を処理する能力を我々が持った。これは、ムスリムの金の業界への参加を促進するために、2014年に始めたKLゴールドプログラムの成果でもあります。


金は単に宝飾品、決済手段として使われるだけでなく、重要なハイテク部品を生産するため、金はいつも国にとって重要な役割を演じてきた。金価格は変動はするが、個人、金融機関、中央銀行、政府が金に持つ信任はすぐに小さくなることはない。したがって、重要だからこそマレーシアにおけるこの業界の成長を鼓舞し続けるのだ。」


ナジブ首相は夫人同伴で出席し、デミ イダマン社とスイスの著名な世界的金の生産者であるPX Precinox SAとの協定書締結に立会人として署名しました。
引用終わり


実際に販売される金貨と銀貨は相場によって変動すると思われます。販売価格は、その日の金、銀の相場を重量に乗じ、加工賃、手数料が加算されたものとなるのではないでしょうか。


マレーシアで鋳造された金の延べ棒や、金貨、銀貨がこれからマーケットに出てくることになりそうです。フォーナインという純度は、バンクネガラが刻印で保証する事になるのでしょうか?それとも、鋳造会社名による保証となるのでしょうか?その辺は記事には触れられていません。

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