総選挙近し?

マレーシアで総選挙が近づいている影響からか、政府の現行政策をよいしょする記事が最近目立つっています。この記事もそんな中の一つでしょうか。ベルナマが配信し、スター紙が報じています。原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/02/22/najib-malaysia-not-going-bankrupt/


引用はじめ
ナジブ首相は、マレーシアはGDPに対する債務比率を、自ら設定した55%から50.4%に減少させ、外貨準備の残高も増えており、一方でインフラ投資も十分に実施しており、破産に向かうことはない、と一般人に対する2018年予算説明プログラムで以下のように強調しています。


「政府は226万人の雇用を創出し、収入を毎年5%から6%の間で引き上げ、経済を向上させる経済改革を実行するなど、大胆な決定をしている。アジア金融危機の間には我々の外貨準備は200億米ドルまで減少したが、そのとき破産はしなかった。


今、我々の外貨準備は1,240億米ドルある。破産するといえますか?


2017年のマレーシアの経済成長率は5.9%で、世界でも高成長国の一つであり、一方でインフレと失業率は低くなっています。これが大まかな状況です。我々の実績は、我々の向かっている経済が正しい方向に向かっていて、我々が取ってきたある政策を含め、政策がいい結果を示していると評価している、WTOなどの国際組織から好意的な見方を受けています。」


引用終わり


これ以外にも、日本で嘗て民主党が政権を取るために、高速道路無償化などの人気取り構想を発表していましたが、似たようなことをやろうとしています。事実、PJ(プタリンジャヤ)のフェデラルハイウエーの2ヶ所の料金所を今年の1月1日から廃止し、無料化したほか、他の高速道路の無料化も検討しているようです。

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