禁止物質を含む化粧品

マレーシアで販売されていた3種の化粧品に、禁止されている物質が使用されていることが判明し、販売の差し止め対象となったというニュースをベルナマが配信し、スター紙が記事をを出していますので、紹介します。原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/02/23/health-ministry-bans-three-cosmetic-products-containing-poisons/


引用はじめ
保健省は健康の害になる可能性がある、指定毒物を含んでいる3つの化粧品を発表しました。同省は声明で次のように発表しています。


「該当する製品は“GG Pinky Day Cream for Skin”、“Tati Therapy Cream 1 ”“ Tati Therapy Cream 2”です。これらの製品に指定毒物が発見され、医療品サービスの上級部長により届出品からの取り消しが行われました。発見された指定毒物は、化粧品への使用が禁止されている水銀、ヒドロキノン、トレチノインです。


ヒドロキノンが入った化粧品は皮膚への発赤、不快感、意に反した皮膚への着色、および皮膚が過敏になる可能性もあります。ヒドロキノンを使用すると、副作用として、紫外線から皮膚を保護する色素沈着を抑制し、皮膚がんに至る可能性があります。


トレチノインが入った化粧品は、通常、にきび治療と皺とりに使われます。しかし、監督下で使用しないと、皮膚の発赤、不快感、皮膚やけ、皮膚がむける、日光への過敏症などの原因になる可能性があります。


水銀が入った化粧品は体内に吸収されると、副作用として、腎臓と神経系にダメージを与える可能性があります。子供の脳の発達に影響する可能性もあります。皮膚に対しては発赤、痒み、皮膚の変化の原因となる可能性があります。


3種の化粧品の販売者と流通業者は、薬品、化粧品管理規制1984で罰則が適用される恐れがあるので、販売と流通を即座に中止するよう警告します。違反者は初犯の場合、最高2万5千リンギの罰金または最高3年の収監、または両方が科されます。累犯の場合は最高5万リンギの罰金、または最高5年の収監、または両方が科される可能性があります。」
引用終わり


この製品かどうかは確かではありませんが、化粧品コーナーのデモで、皮膚が白くなるというクリームを塗られ、一瞬本当に白くなった経験がありますが、あれも水銀だったのかもしれないと、思い当たることがありました。過剰な効果を出すものは避けるべきということでしょうか。

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