インターネットは質よりも量を重視

マレーシアのインターネット環境はここ10年で変わってきたのでしょうか?


2007年に私がマレーシアに来た当時は、TMのADSLであるStreamXぐらいしかなく、よくプツプツと切断して、そのたびに100番に電話したものでした。そのときの対処法は一度回線を切って、繋ぎ直して、繋がるかどうか待つという原始的なものでした。


今はイポーでもファイバー オプティック(UNIFI)が導入され、スピードも格段に速くなっています。ただ、イポーの市内全てでUNIFIが使えるというわけではないということも現実です。このような環境下、インターネットに関する記事を紹介します。原文は下記URLを参照願います。
http://www.thesundaily.my/news/2018/02/24/dont-compare-msian-broadband-speeds-regional-countries-jailani


引用はじめ
フリー マレーシア テゥデーがその記事で「国は4Gを有しているが、そのスピードは域内で最も遅い。」と指摘したのに対して、通信マルティメディア副大臣は次のようにコメントしています。


「それぞれの国の政府が、自国民に提供するインターネットの設備は異なるので、マレーシアは国内のインターネット スピードを近隣の他国と比較すべきではない。マレーシア政府は国内あまねくインターネットを普及させることに重点を置いている。


例えば、ベトナムでは、ホーチミン市にフォーカスしているが、マレーシアでは全体に焦点を当てている。マレーシアではブロードバンドと4Gは全国にフォーカスを当てており、状況は他国とは異なる。人口はマレーシアとは異なるが、シンガポールでも同じだ。


マレーシアではユニバーサル サービス プロビジョン(USP)プログラムを含め、2つのブロードバンドのプログラムがある。これは資金をサービス プロバイダーが出し、マレーシア通信マルティメディア委員会(MCMC)が運営している。特にブロードバンドが普及していない農村部の選ばれた地点で、資金は入札に基づき与えられている。」


引用終わり


マレーシアのインターネットに対する方針は質よりも量を重視するということのようです。

×

非ログインユーザーとして返信する