ガソリン補助金の問題点
ガソリン価格に付いて、新聞によると、次のような議会でのやり取りがありました。
引用はじめ
国内通商消費相は、ガソリン価格決定メカニズムに付いて、上院議員の効果的かどうかの質問に答えて、次のように発言しています。
「今年3月から実施した、1週間毎のガソリン価格決定のメカニズムにより、RON95が値上がりしたのは20回で全体で82センだったのに対して、下がったのは15回で全体で87センだった。
ガソリンの小売価格はコストに近づいている。
ガソリンとディーゼルに補助金をつけるという提案については、本当に必要な人に恩恵があるのかについて確認するために、慎重に検討している。マレーシアでは1ヶ月に約20億リットルのガソリンとディーゼルが使用されており、もし補助金がリッターあたり50センであるとすると補助金の負担は毎月10億リンギ、年間で120億リンギになる。大型の車に乗る人は受け取る補助金額が大きくなるし、バイクを使っている人はガソリンの使用料が小さいので補助金額も小さくなることに留意しなければならない。」
引用終わり
補助金額が膨大な金額になるという問題と、ガソリン使用量の違いによって、多く消費するほど受け取る補助金額も大きくなるという(公平性)問題があるということが検討課題になっているようです。