来年からKLIA2の空港使用料値上げ

2018年1月1日からアセアン以外の国外向けの便について、KLIA2のサービスチャージ(空港使用料:PSC)が現行の50リンギから73リンギになり、23リンギ値上げされますが、これに付いて批判が出ており、交通省の副大臣が批判は当たらないと語ったという記事が新聞に出ていました。


記事の詳細は以下のURLを参照してください。
http://www.thesundaily.my/news/2017/12/24/psc-rates-will-not-affect-international-tourists-arrival-aziz-kaprawi


引用はじめ
副大臣は次のように語っています。「KLIA2の空港使用料がKLIAと同じになっても、マレーシアに来る観光客の数には影響しない。73リンギというのは、空港使用料としては世界最安値だ。この決定は、空港の価格は同一とするようにとの国際民間航空組織(ICAO)の方針に沿うものでもある。


我々は、より公正な業界にするように願っている。これまでのところ、マレーシアへの到着観光客数は増加している。KLIA2のサービスとKLIAのサービスには質的に差があり、同一の空港使用料を取るのは合理的ではない、という批判があるが、実際のところ、アセアンへの客は以前から35リンギで同一となっていて、多くのマレーシア人のためになってきた。」


一方マレーシア空港ホールディングス(MAHB)社長は次のように語っています。「空港使用料は、MAHB傘下の空港設備改善に使われる。KLIA2の空港使用料は国際便が発着するペナン、コタキナバル、クチン、ランカウイ、スナイと同一となる。KLIAとKLIA2の設備がよく比較されるが、KLIA2の手荷物の取り扱いシステムは最も近代的なものだ。KLIAは38百万人の乗客を記録しており、乗客の70%以上のシェアがある。」
引用終わり


格安航空会社専用の観があるKLIA2の使用料が来年から値上がりするということですが、それに伴い、今後、運賃の値上がりがありそうです。


KLIA2ができてからもう数年経ちましたが、それ以前の掘っ立て小屋のような設備から比較すると、確かに隔世の感があります。KLIAと差をつける意味は薄れているというのはいえるのではないでしょうか。

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