第二財務相の為替予測

リンギの為替レートに付いて、第二財務相が述べていますので、参考までに掲載します。
原文は下記URLを参照願います。
http://www.bernama.com/bernama/v8/newsindex.php?id=1427128


引用はじめ
第二財務相は、日本の東急不動産と地場のティティジャヤ不動産との協定締結に立会い、エコノミストが予想するリンギの対米ドルの水準が3.50から3.70の間であることに対して、リンギはマレーシアのポジティブな経済状況を背景にして、米ドルに対して更に高くなっていくと次のように述べています。


リンギは先週3.9700から3.9730で取引されましたが、その前の週は3.9950から3.9000でした。


「個人的にはもっと上がる余地があると考えている。強い、輸出と外国からの直接投資があり、原油価格と株式市場も非常に改善している。これら全ての状況は経済にも為替にもいい影響をもたらす。リンギの最近の傾向はマレーシア経済の好調を反映しており、更にあがる可能性がある。


エコノミストがリンギの強さに枠を嵌めているのはたぶん正しくない。誰も為替の予測は実際のところできないが、我々が見なければいけないのは、国の経済的なファンダメンタルスだ。マレーシアには2018年のポジティブな見通しがある。


どの程度までリンギが上がるのかは予測できない。市場次第だ。もっと上がる可能性がある。国は政治的な安定とともに、いい経済環境とエコシステムを確保する必要がある。投資家はそれらを見ている。


リンギが高くなっても輸出は競争力を持っており、国内経済に対する中央銀行の政策は十分であり、明確でもある。政府が為替に介入していることはない。近々やってくる総選挙は関係がない。」


これに先立ち、東急不動産とティティジャヤ不動産との協定書締結に向けた基調演説で、同相は次のように語りました。「両社の提携は日馬の60年にわたる二国間関係と経済協力が続く印となるだろう。昨年の第三四半期の時点で、日本は中国、シンガポール、米国に次ぐ貿易相手国で、総額1,031億リンギになっています。」
引用終わり


リンギの資産がある人には朗報でしょうか。しかし為替がファンダメンタルズだけでは決まらないことは誰でも知っていることで、為替の予測をするのは無駄で、博打と同じ世界だと思います。

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