世銀のマレーシア経済予測

ニューヨーク発の世界同時株安が進行中ですが、マレーシアもこの例外ではなく、今週になってのKLの株式市場も持ち直しの気配がうかがえず、下落した状態が続いています。
そんな中で、世界銀行がマレーシア経済に付いて、楽観的な見通しを語ったという記事を紹介します。原文は下記URLを参照願います。
http://www.thesundaily.my/news/2018/02/07/malaysia-will-continue-deliver-robust-growth-world-bank


引用はじめ
世界銀行グループは語っています。「マレーシアは、外部からのショックに耐えるその多様な経済、広範囲の改革、強力なマクロ経済政策の枠組みによく裏打ちされて、たくましい成長を続けることでしょう。」


世界銀行開発予想グループ部長は、”世界経済の見通し”のブリーフィングで、次のように語っています。「マレーシア経済はよくやってきた。2017年の実際の成長率は2016年よりもよくなる見込みです。長い目で見ると、マレーシアは広範囲にわたる改革を実施し、経済に期待できるある種の恩恵を創造してきました。研究機関は強力になり、マクロ経済政策の枠組みもそうであり、経済は20年前に比べてかなり多様化しています。したがって潜在的な成長は依然として高いレベルです。」


先月世界銀行は世界経済見通し報告の中で、今年のマレーシア経済のGDPを5.2%と予測しています。


同部長は引き続き語っています。「世界の危機の歴史と不況は繰り返すが、大きな事件はそのショックを和らげるのに役立つ政策を実施する備えを、各国はやっておくべきだったと、報告は強調しています。


これは必ずしもすぐに不況がやってくるということではありません。


同時に、歴史は単に繰り返されるならば、金融システムが立派で、もしある種の危機が起きたら、経済を刺激するために必要な政策を実施する余地を確保して、備えておくことが賢明です。


2007年から2008年の世界金融危機は1930年代以来の最悪の金融危機と考えられています。それは世界の多くの国々に影響を与えました。マレーシアと多くの東アジアの国々は1997年に別の金融危機を経験しています。その危機はタイ政府がバーツと米ドルとの交換率の設定を破ることを決断した後にタイから始まりました。影響を受けたのは南朝鮮、インドネシア、シンガポール、フィリッピンでした。」
引用終わり


1997年のアジア通貨危機はまだ記憶に新しい事件でしたが、アジアの通貨が軒並みハード カレンシーに対して弱くなりました。そのときはマレーシも例外ではなく、危機前は1エムドル (以前はほとんどの人がリンギとは言わずに、ドルと言っていました。今でも年配者はドルといいます。ほとんどの人がリンギと言い始めたのは、ここ15年ぐらい前からではないでしょうか。)は50円程度でしたが、一挙に半値になり、今でも同じような水準になっています。


世銀は、マレーシアではそのような事態は起こらないという予想を立てています。しかし、先のことは分かりません。

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