次々に起こった出来事

イポーに住み始めたのは8月7日からです。KLの住まいを引き払ったのは4月初旬で、荷物と車を新居に運び込んでそのまま約4ヶ月間、新居を空き家にしていました。


新居の電気代は冷蔵庫だけ点けっぱなしでしたが、その電気代は月、20リンギ以下なので、支払う必要はなく、電話、インターネットのKLの契約打ち切りの手続きをしたし、入っていたゴルフ場も売却してしまったし、残る毎月の支払いは新居の水道代と家賃だけでした。家賃についてはインターネットバンキングで支払い可能なので、全く問題なしでしたが、水道代は使わなくても基本料分は毎月発生するので管理事務所で支払うほかなく、その間は滞納せざるを得ませんでした。オーナーにはその旨を予め断っておいたので、住むにあたって問題視はされませんでした。


住み始めた翌日の8月8日から、諸手続きのため、イポー市内を動き回ることになるのですが、今から思い返せば、波乱万丈、いろいろな場面に遭遇することになります。


まず一番に必要なネット環境を確保するため、携帯電話をのぞいてはイポーでは唯一のネットサービス提供会社であるTMを訪問しました。TMの駐車場だと思われた駐車スペースに車を駐車し、諸手続きを終え、車に戻ったところ、駐車違反の紙が車の正面の窓に張られていました。違反したつもりは全くなかったので、ショックでした。


罰金はPOSで払えると思い込んでいたので、POSに行くと、「市の罰金なので、UTC内の市の出納窓口に行け。」とのこと。やむなくUTCまで行って支払いを済ませました。


UTCの市の窓口の対応時間を見ると、働いている人の時間を考慮しているためか、夜も遅い時間まで対応可能となっていて、支払わない言い訳はできないようになっています。


次に行ったのが銀行です。現在使っている銀行は金利が低いので、他行で定期預金をするため、金利が高いといわれていた他の銀行に行って、口座を開設したい旨話をしたところ、「MM2Hのビザでは複数の口座は開設できない。でもプレミアム扱いにして何とか自分の権限で口座を開いてあげる。」とのお言葉。


それを真に受けた自分もおろかですが、早速取引銀行に行って、銀行降り出しチェックを発行してもらい、口座開設を請け負った銀行に戻って定期預金の手続きをしようとしたところ、請け負った担当者は居らず、新たに対応した人は「やはりだめだ。」とのこと。チェック発行が無駄となってしまいました。


このチェックについては、後日談があり、またその後、いろいろと波乱万丈の事態が起こるのですが、長くなるのでそれは次会に、お話しすることにします。

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