ドレスコードの2

ドレスコードについて、もう少し続けます。


ドレスコードがマレーシアで適用される場合に付いて考えて見ます。
公務員に付いては、昨日のブログで紹介したようにドレスコードがあるようです。


モスクでは、かなり厳しい規定がありますが、キリスト教の教会や、ヒンズー教寺院、仏教寺院には服装に関しては特に規定はないようです。


冠婚葬祭に際しても服装はまちまちで、特にドレスコードといったものはないようです。長ズボンに襟付きシャツの人が多いようにも見受けられますが、半ズボンであっても特にとがめだてされることは無いようです。


ゴルフ場は比較的ドレスコードにうるさいほうでしょう。私が会員になっているイポーのゴルフ場は、プレー中に際しては、襟付きシャツと、シャツのタックインは他のゴルフ場と同様ですが、ゴルフ場が主催するトーナメントの表彰式や、ランチに際しては長ズボンの着用が最近求められるようになりました。これはKLで私が以前加入していたゴルフ場には無かった規定です。


私はリゾート感覚で暮らしていますが、こちらで暮らしている人にとっては生活そのものであり、ちゃらちゃらした服装は許しがたいということなのでしょう。なんとなく気持ちは分かります。


翻って、日本の場合はどうかと考えると、ビジネス上は昔はネクタイ着用が普通でしたが、今はそんなことも無いようです。90年代の初めのころから、私の勤務していた会社ではカジュアル フラーデーという制度が導入され、金曜日だけは自分の好きな服装で出社してもOKということになりましたが、導入当初はカジュアルという感覚に付いていけない人も多く、結構地味目な服装でネクタイだけ外して出社するという感じの人が多かったように思います。今は業種によっても違うのでしょうが、ネクタイ着用が必ずしもマストではなくなっているようです。


日本の公務員は昔から服装はカジュアルな感じでしょうか。省内ではサンダル着用者が殆どのような印象があります。最もキャリア官僚の場合は国会議員にも対応しなければならないためか、服装は保守的な感じでした。


日本とマレーシアの公務員を比較すると、概してマレーシアのほうが保守的かもしれません。

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