都市住民の精神の健康

都市に住む住民でも、自然の恩恵に預かれるという調査結果が発表されました。これはロサンゼルスタイムスに載った記事を、ザ スターが転載したものです。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.star2.com/health/2018/05/08/benefit-from-nature-without-leaving-the-city/


引用はじめ
都市住民にはいいニュースです。新しい研究によれば、自然の恩恵を得るのに、都市を離れる必要が無いということです。


単に鳥の声を聞き、空をチラッと見て、やせ細った街の木を見るだけでも気持ちの状態を改善するという調査報告が2018年1月にバイオサイエンス雑誌で発表されています。


この結果に至るのに、調査者は“アーバンマインド”というスマホのアプリを使ってデータを集めました。このアプリはアイ フォンでもアンドロイドでも無料でダウンロードできます。


1日7回、7日間にわたって、“あなたは外にいますか?、部屋の中にいますか?、木を見ることができますか?空を見ることができますか?鳥の声が聞こえますか?水を見たり、音を聞くことができますか?自然を感じることができますか?”といった質問に自発的に答えてもらいました。同時に自分のそのときの全体的な気持ちも答えてもらいました。


このアプリを使う前に、回答者は年齢、性別、教育程度、職業などの基本的な情報を尋ねられています。加えて、後先や結果を殆ど考えないで行動する性向を測る手段である衝動性向を見るために、彼らの心の状態が評価されました。


衝動性向が高い人は、中毒、ADHD(注意欠陥多重性障害)、双極性障害などの精神的な問題を発症しやすいと、調査者は語っています。


この調査は試験プログラムの一部ですが、調査者は108人の参加者からの3,013の評価に、まず、依存しました。


それによると、人々は外にいて、気を見たり、鳥の声を聞いたり、空を見たり自然を感じたときに、いい気持ちになることが分かりました。水の音を聞いたり、水を見ることはあまり影響が無いことも分かりました。


木を見たり空を見たりした、いい影響は、アプリが、通常2時間25分後に次のインプットを要求するまで継続しました。


自然を感じると人々が報告した場合は、効果は更に長く続きました。この場合は、4時間50分後にも効果が見出されています。


調査チームは都市環境下での自然との出会いのいい影響は、精神障害の素因を持つ人々にとって、より大きいことも分かりました。外にいること、木を見ること、鳥の声を聞くこと、自然を感じることの効果は、衝動性向が高い人々に対してより大きいことも分かりました。


英国のロンドン王立大学の科学者や景観技術者、美術基金などからなる研究チームは、この特別な調査にはある限定があることを認識しています。


例えば、外に出かけ自然に浸ることを決めた人々は、落ち込んでいて、従って家にいがちになったり、仕事をしている人々よりも、精神状態が既にいいということです。


加えて、気持ちが落ち込んでいる人々は、鳥の声を聞くよりも不快な交通騒音に注意を払います。また、参加者は全体的には若い人が多く、教育の程度もいいということがあります。


将来の調査では、もっと多様化したサンプルを集め、基本データや社会経済要素に従って結果がどのように変化するかを調査して役立てることを調査者は願っています。


さらに、建設された環境の中で、自然の特色を含めて精神の健康にどのように影響するかを見た最初の研究だったと、調査者は語っています。このような作業は、自然の特性が都市住民の精神の健康に、如何に大きい効果を持っているかを都市計画者がよりよく理解するのに資することになるでしょう。


現在世界人口の半分以上が都市圏に住んでおり、以前の調査では、都市に住む人々は精神的な健康のより高いリスクのもとにあります。都市がその住民の精神的健康の改善に役立つ研究は今までよりもより重要になっているということを、このことは意味します。


アーバンマインドのウエブサイトによれば、今年、調査チームはより野心的世界的調査を始めることを計画しています。もし、あなたが都市環境下に住んでいるならば、空を見上げ、鳥の声を聞き木を見てみましょう。気分がよくなるかもしれません。


引用終わり


都市に住んでいても、鳥の声を聞いたり、空を見たり、木を見ることで精神的にはいい効果があるということのようですが、ゴルフは雅のそのような要素をフルに満足しています。ゴルフは精神の健康にも有益だということです。なんとなく納得です。

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