中銀の物価見通し

GSTが2018年6月1日からゼロレートになることに関して、中銀総裁が見解を述べていますので紹介します。記事の原文は下記URLを参照してください。
http://www.thesundaily.my/news/2018/05/17/bnm-expects-prices-goods-and-services-decline-after-gst-reduction


引用はじめ
中銀総裁は、物価とサービス価格は新政府によるGSTのレートの引き下げにより、下がると予測されると次のように述べています。


「当局が事業者がGST引き下げの恩恵をみんなに還元することを確保することが大事だ。それはインフレ率に多かれ少なかれ影響するが、我々がそれを計算するのは時期尚早だ。第一四半期のインフレ率は2%から3%になっているが、今後の数値は再計算することになる。必要ならば、インフレ率は改定されることになるだろう。


通貨政策に付いては実数に基づいて、絶えずインフレ率を見ている。GDPへの通貨政策の影響は、今年の予測値である5.6%から6%という数値を変更する必要があるかどうかに付いて、最高顧問チームによる評価が討議されているので、それを待ち、財務省と一緒に発表することになるだろう。中銀は財政赤字と、発表された後での様々な手段の意味の軋轢の源を評価し、それに従って通貨政策を調整することになる。


通貨政策に関する限りは、いつも成長軌道と物価安定に資すものとなり、財政サイドも無視はしない。


リンギは最近の政治の変化でも、安定を維持し、進んでいき、経済的基礎を反映し続けていくと予想される。短期的にはリンギに影響する多くの雑音があるだろうが、中長期的にはリンギは経済的基礎を反映して調整されていくだろう。外為市場にもし障害があれば、必要な流動性は供給していく。介入の目的は市場が円滑に調整されることだ。リンギは1年前には1USDが4リンギを超えていたが、今は4リンギを下回っていて、経済的基礎をなぞっている。このことは我々の経済的基礎は健全であり、前進をし続けていることを示している。」


引用終わり


政府が変わったことにより、資本市場や為替市場で混乱が起きることが心配されましたが、マハティール氏やPHへの期待が強かったことや、投資家の信頼があったことで、市場の動揺は少なくても現時点では起きていません。


格付け機関はGSTからの税収(税収の約18%、2兆円弱)が今後なくなることで、マレーシアの国債格付けが下がることを予想するところもあるようですが、どうなるでしょうか。


×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。