HSRは中止決定

マレーシア政府は前政権が関って来たプロジェクトの見直しを実施することを、政権が変わることが確定した段階で既に明言していましたが、このうちHSRのプロジェクトの取り止めが明らかになりました。これに関する記事の原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/05/28/dr-m-confirms-scrapping-of-high-speed-rail-project-with-singapore/


引用はじめ
マハティールはシンガポールとの高速鉄道(HSR)は取りやめることを確認しました。


5月28日(月)にPHを構成するマレーシア統一プリブミ党の幹部評議会の後で、ムヒディン同党総裁や他の党の幹部が出席した場で、マハティールは次のように述べています。


「政府はシンガポールと、プロジェクト中止と支払わなければならない補償金について話をしなければならない。HSRは役に立たないし、大きな費用がかかる。操業しても利益にはならない。全く近距離な物に過ぎない。」


補償金の額に付いて質問されると、「5億リンギぐらいだと予想している。」と答えました。


以前にマハティールはフィナンシャルタイムスに対して「不要なプロジェクトのいくつかは止める必要がある。例えば、HSRは1,100億リンギ(約3兆円)もかかるが、全く利益をあげることができない。これは止めることになるだろう。シンガポールとは協定を結んでいる。プロジェクトの取りやめに付いてはシンガポールと話し合わなければならない。」と語っていました。


PHが5月9日の総選挙で政権をとったときに、国の数十億リンギの金をセーブするために、前政権が始めた巨大プロジェクトの見直しを行うことを明言していました。見直し対象にはHSR、バンダル マレーシア、トゥン ラザック エクスチェンジ(TRX)、パン ボルネオ ハイウエーなどが含まれます。HSRはKLとシンガポールを結ぶ350kmの鉄道計画で2026年の開業予定となっていました。


引用終わり


前政権が推進していたものをひっくり返すことはよく見られることなので、驚くことでもありませんが、中国資本が浸透しつつある現在、中国化が止められたことは歓迎したいです。成長率の低迷、リンギ安、株価低迷が今後予想されますが、巨大な対外債務に今後どのように対応していくのか、その舵取りが注目されます。原油価格が上昇してくれることだけが唯一の期待でしょうか。

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