ガソリン小売価格の変動制は延期

ガソリン小売価格の変動制はひとまず延期になったようです。これに関する記事を紹介します。原文は下記URLを参照願います。


https://www.thestar.com.my/news/nation/2018/12/31/finance-minister-no-change-in-fuel-prices-pending-cabinet-meeting-on-jan-2/#hbBUkSMYgRTR4ZOk.99


Quote
財務相は1月2日に開催される内閣会議次第だが、ガソリンの価格は変更しない、として次のように語っています。


「ガソリンの小売価格は2019年の第一週には変更しない。現在のRON97、RON95、ディーゼルのそれぞれリッターあたり2.5リンギ、2.2リンギ、2.18リンギの価格は政府が1月の第一週末までに決定するまで価格は維持される。


1月2日に内閣はマハティール首相が議長になって会議を開き、石油製品の適正価格水準での小売価格を決定する。


さらに、連邦政府は世界の原油価格に連動した価格の変化を変動価格に反対しているマレーシア石油取引業協会(PDAM)を含めた利害関係者の考え方を勘定に入れて、消費者がメリットを享受できるように週ごとの変動価格を容認する決定をした。政府は小売価格の安定化と同時に人々のためになる固定価格の実行を約束している。


この意味は、原油の世界価格が下がったときには、消費者のために小売価格を下げるということだ。しかし、価格が上がったときには、補助金によって小売価格は維持される。小売価格は市場価格によって変動するが、2019年の半ばまでに実施されるRON95補助金の実施まで、価格は保持される。」
Unquote


どうも説明が分かりにくいのですが、1月の第一週の週末に決定される価格でガソリン価格は週ごとの変動制になる。変動制は継続するが、2019年半ばに立ち上がる補助金によって、価格は維持される。と言っているようです。


どうも2019年の半ば過ぎから原油価格が上昇することが想定されているようです。変動制にしておかないと、原油価格が下がった場合、小売価格が下がらなければ消費者は原油価格定価のメリットを享受できないことになります。


価格を見えざる手に委ねたほうがベターなのではないかとも思われますが。

×

非ログインユーザーとして返信する