マラッカの観光客数の減少の理由は?

マレーシアのマラッカでは、クランバレーにおける野党やマレー人至上主義者による集会や演説のため、特にシンガポールからの観光客数が落ち込んでいると指摘するNGOがいます。この記事の原文は下記URLを参照願います。


https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/01/02/extremism-in-the-klang-valley-hitting-tourism-in-melaka-claims-ngo/#dAebtF7gjWeEQamY.99


Quote


マレー人政党やNGOによって組織された、12月8日の反人種差別撤廃集会や12月25日の殉職した消防士を称える集会のようないくつかの集会に付いての賛成声明が関心を呼んでいます。


NGOであるマラッカ観光事業者団(MTBC)会長は、この問題について次のように語っています。


「2018年1月から10月までのマラッカへの観光客は14.7百万人でそのうち5.6百万人、38.59%は外国人でした。


ホテルの稼働率や地元観光業者からのフィードバックによると、観光客の年末のピークは12月22日から12月28日の間でしたが、その前年の11月の学校休暇の第二週目から始まった休暇に比べるとはるかに及ばない結果でした。前の年の学校休暇で見られた通常の交通渋滞は2018年には見られず、ただクリスマスの時期にバンダル ヒラー地区(マラッカの中心部)に集中して交通渋滞が見られただけでした。


地元観光業者から得られた情報では観光客の到着数はかなり減っています。特にシンガポール人の訪問数が減っている今、こんなことを言うと観光地の一つとしてのマラッカには影響するかもしれません。地元観光業者も打撃を受けており、大きくお金を落としていってくれる人が必要です。


2018年の学校休暇中の観光客は殆ど国内からでした。しかも、高速出口を降りる車の数は観光客数の目安にはなりません。ホテルの稼働率や観光客の消費のような現実的な統計が必要です。マラッカ州知事は”マレーシア訪問年2019”(VMY19)に関連して、フィールドに出て、道路傍でパンフレットを配って観光客集めに懸命に努力しています。


知事は心の広い人物ですが、州の外で人種問題集会が続けば彼の手は縛られてしまいます。マラッカには人種問題はありませんが、クランバレーの望ましくないイベントはマラッカの観光業に打撃を与えます。我々も知事に協力して観光客誘致に努力して行きます。」


Unquote


世界的にグローバリズムからナショナリズムへの回帰への動きが強くなってきているようです。もともとマレーシアはマレー人至上主義の国で、それ以外の人種は明らかに差別されてきました。あからさまには言いませんが、中国人は2等国民という言い方さえ聞くことがあります。


このように、人種差別撤廃などという考え方とは最も遠いところにある国ですが、大量の外国人労働者や観光客の受け入れなどによって、この根本の考え方が覆い隠されてきましたが、世界の潮流に沿って、ナショナリズムが顕在化しつつあるようです。


観光客の数の減少がこの潮流によるものだという見方を観光業者がしているという話です。

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