チクングニア熱

チクングニア熱という感染症については、日本人には馴染みがないと思いますが、症例は発熱、斑状丘疹、激しい関節痛、頭痛、結膜炎、羞明(眩しがること)などを伴うそうです。


発熱は2日ほど続き急に終息するが、関節痛、頭痛、不眠、全身疲労などは5日から7日ほど継続するということです。稀に関節痛が2年ほど続くこともあるようです。


媒介するのは熱帯シマカ、ヒトスジシマカで、日本でも海外渡航者が持ち込んだ例があるそうです。


マレーシアの入国ポイントでチクングニア熱チェックが今般、強化されるというニュースを紹介します。原文は下記URLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/screening-at-entry-points-to-detect-chikungunya-infections-XB388055



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検疫を目的として、チクングニア熱感染者の審査が入国ポイントにおいて強化されます。


保健省の総部長は次のように語っています。「南タイのハチャイでのチクングニア熱の発生後、タイ、シンガポール、インドネシアからの入国者の発熱チェックを実施している。警戒はずっとしており、熱帯シマカの繁殖源除去を今まで実施してきた。」


ペルリス州保険委員会長は次のように注意を呼びかけています。「当面の間、南タイへの訪問は控えてください。タイからの帰国者で熱がある人や、頭痛がある人は、医師の治療を直ちに受けなければなりません。」


クダ州では、ブキット カユ ヒタム、コタ プトラ ドリアン ブルン、そしてランカウイの国境入国所で体温検査を実施しています。


チクングニア熱はチクングニア ウイルスに感染したカに刺されることで伝染するウイルス性疾患です。
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入国ポイントでチェックするということは、一時日本でもサーズが流行ったときに実施していたサーモグラフィーを使った検査を実施するということでしょうか。検査の詳細は不明です。

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