プリペイドSIMへの新規制

マレーシア 通信 マルティメディア 委員会(MCMC)の新規制となるSIMカードの手動登録についての完全実施が始まれば、手動登録ユーザーは来年1月1日からフェーズアウトされることになります。


新規制はIDを盗み盗られたり、犯罪やテロに使われるのを防止するためにMCMCが導入しようとするものです。


プリペイドSIMの新規制は、次のようなものです。


・登録時に生体認証やMyカードリーダーなどを使った装置を使って登録する。
・プリペイドを登録するマレーシア人はIDカードとEメールアドレスを提出しなければならない。
・従来10本の登録が可能だったが、5本に減らす。
・外国人の勤労者はパスポートの詳細と労働許可証と住所を、学生は学生証を提出する。
・旅行者のSIMカードは3ヶ月で無効になる。
・全員が公共料金の請求書か滞在を証する書類を提出する。
・提出された書類に虚偽があれば、サービスは直ちに停止される。
・これに従わない業者はライセンス違反になり、MCMCによって罰金を科されるか告訴される。


という記事が新聞にありました。


現在プリペイドのリロードに際しては、ID番号を提出することは要求されていません。

SIMを登録するときにIDやパスポートを提出することが現在は要求されていますが、今後はトップアップ時にも要求されるということになりそうです。


現在30リンギ+GSTを払えば、有効期間を1年間延長できますが、今後はこの制度自体がなくなる可能性もありそうです。

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