老人専用施設イン イポー

イポー郊外のメル ラヤに建設中の老人向け住居施設の記事が出ていました。その概略は次の通りです。


“引退後の人生を豊かに暮らせる場所を建設するのが元看護士のシュウ イン レンさんの25年来の夢でした。彼女はこう語っています。



「夢の実現のため、グリーン エーカース リタイアメント ビレッッジの構想が生まれたのです。バンダル メル ラヤにある、すぐ住める26棟の平屋と10百万リンギをかけたクラブハウスがその夢を実現したものです。


広さは70から110平方メートルのワン ベッド ルームまたはツー ベッド ルームで快適でかつ掃除も簡単な広さのスペースのリビング ルームが各戸についています。介護が必要となる方にはアパートメント ブロックを2021年までに完成させる計画です。そこではホテルのスィーツのような24時間のサービスを提供します。グリーン エーカース はオーストラリア標準をベースとしていて、55歳以上の人に貸し出されます。


最初に終身貸与の預かり金として30万リンギを支払い、一般的なサービス料として毎月、基本金371リンギとクラブハウス利用料と運営費を支払います。退去するときには預かり金は返還されます。既に15棟のビラのうち15棟がマレーシア人だけでなく、カナダ、香港人によって契約されています。


クラブハウスにはシアター、ジム、ヘアサロンなどが設置されています。マレーシアでの引退生活は閉鎖された生活ではなく、人生を思い切り楽しむというパラダイム シフトへのビジョンの一部でもあります。住民の独立とQOLを高めていくという考えはクラブハウスを超えて開発全体に拡大しています。グリーン エーカース は開放社会をコンセプトにしており、活発な生活を支える手入れの行き届いた庭、歩道、東屋、心休まる水辺、花咲き乱れる緑、の線形の庭に直接入れるように設計されています。


これは母親がオーストラリアで90歳代まで過ごした老人ホウムを訪れたときに浮かんだ構想です。老人ホウムという社会の中で友人たちと生活していくことが満足できる引退生活だと悟ったのです。閉じこもってはいけません。引退して、子供の世話から解放されてから本当の人生が始まるのだから活動的であるべきです。」“


自分の現在の状況を考えると、毎日がゴルフという生活で、老人専用施設に入る状況ではないし、そうかと言って配偶者と別々になった場合どうするかということはまだ考慮の外にあります。子供や孫の近くで生活し、時々会いに行くということもありかもしれませんが、一人でこのような施設に入るという道もあるかもしれません。


しかし、やはりゴルフができなくなったら、日本に帰って、毎日図書館通いの生活もありかなとも思います。しかし、要介護の状態になったら、などと考えるとどうしていいか、考えが及びません。そのときはそのときになってから考えるのが精神衛生上もいいかなとも思います。

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