マレーシアのクルーズ船問題

日本で起きているクルーズ船問題と同じようなケースがマレーシアでも起きているので紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/no-more-passengers-from-infected-cruise-ship-will-be-allowed-to-enter-malaysia-dpm-XB2012734


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“感染者が出ているクルーズ船の乗客はマレーシアには入国させない”


マレーシア政府は、クルーズ船ウエスタルダムの乗客はマレーシアに入国させない。


この決定はあちこちで上陸拒否にあった後、カンボジャに停泊したクルーズ船ウエスタルダムの乗客だった83歳の米国の女性が、米国がチャーターしたチャーター機でマレーシアに入国し、テストの結果、武漢肺炎に陽性と分かった後に出されました。彼女とその夫(検査の結果陰性)はスンガイ ブロー病院で治療を受けています。


彼らは、様々な国で停泊を拒否された後、カンボジャに停泊を許可され、KLに飛んできた145名の乗客の2人です。


クルーズ船ウエスターダムの乗客の残りはいまだカンボジャにおり、陽性と確認された人たちと緊密な接触があると思われるため、マレーシアへの入国は認められないとマレーシアの副首相は語っています。


同副首相はさらに「KLの米国大使館は、クルーズ船からマレーシアに乗客を運ぶためマレーシア航空の便をチャーターした。2月14日から16日にかけて4便を出す予定だったが、83歳の女性夫妻を含めた145名を運んだ1便のみが到着した。その145名はスクリーニングされ、2名が体温スキャナーにひっかかり、さらなる検査のため、スンガイ ブロー病院に送られた。マレーシア空港には陽性のものがいたことが保健省から知らされた。したがって、当該航空機に乗った乗客は全員が緊密な接触があったと考えられる。しかし、マレーシアに到着した145名のうち、137人は他の目的地に飛び立ち、6名は他の乗り継ぎ便を待っている。この6名は武漢肺炎の検査をすることになっている。陰性ならば旅行を続けることが許可される。陽性ならば入院し、経過観察されることになる。


これ以外に新しい感染の報告は来ていない。ジョホール バルのプルマイ病院で治療を受けていた患者は全快し自宅に戻ることが許された。現在までマレーシアにいた6名の中国人は回復し退院している。しかし、中国発着のクルーズ船はすべて入国させないことを決めている。」 と語っています。


Unquote


クルーズ船の取り扱いには日本だけでなく、マレーシアでも苦労していることが伝わってきます。クルーズ船の乗客のほとんどは被害者で、とばっちりを受けただけですが、おおもとの中国人の影が見えません。加害者となっている中国人自体も感染を知らずにいた可能性もありますが、感染を知りながら、解熱剤などの対症療法でクルーズ船に乗った可能性もあります。マナーも何もあったものではない中国人ならばそれくらいのことは意に介せずやるでしょう。


本来ならば隔離されるべき137人はすでにマレーシアを出国済みで、これがウイルスをまき散らす可能性もあります。


初期段階で中国人を野放しに入国させてきた結果が、このような事態を引き起こしています。


「楽しみにしていた旅行を妨げることはできない。」と自国民の安全をないがしろにして、中国人の入国拒否をしてこなかった国もありますが、何が大事なのか全く分かっていない人たちが行政を担当していることは嘆かわしいことです。

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