9月のCPIは4.2%アップの予想

WSJによると、マレーシアの9月のCPI(消費者物価指数)は、輸送費(特にガソリン価格)と食品の価格上昇を主原因として、前年同月と比較して4.2%の上昇が見込まれるということです。8月は前年同月皮革で3.7%の上昇でした。9月のCPIの正式な数値は20日に発表されるということのようです。


日本はデフレで、マレーシアはインフレという、正反対の経済状況です。


日本の場合は総需要の不足で物価が下落しているのに対して、マレーシアは需要過多のため、インフレが進んでいるともいえますが、リンギが安いため、国際商品であるガソリン価格が高くなっているという面がありそうです。食品の価格上昇は、農産物の場合は天候による供給量の変動によっても価格が上がる場合があるので、コントロールはし難い分野ですが、外国人居住者に最も影響が大きいと見られる住居費はむしろ下がり気味なので、インフレといっても、影響はあまりないのではないでしょうか。

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