オレオ

マレーシアでよく売られているオレオは、その名前を日本でも聞き覚えがあることと思います。調べてみれば、もともとは米国のナビスコ社が作ったもので、世界各国で生産、販売されていて、日本ではヤマザキが、東南アジアではインドネシアのモンドレという会社がインドネシア各地で生産し、マレーシアを始めシンガポール、フィリッピン、香港などに輸出しているそうです。健康問題が騒がれだしたころ、トランス脂肪酸が問題になり、訴訟問題にもなりましたが、原料を改良して問題は解消したことになっているようです。


ココアベースのビスケットにクリームを挟んだこの菓子は本家の米国だけではなく世界中で売れてるようです。価格は2リンギ強から3リンギ程度で、気軽に買うことができます。マレーシアでは通販のLAZADAをはじめ各所で2リンギ強から3リンギ程度で売られており、ハラルとなっています。似たようなものも販売されていますが、質は違います。本家のノウハウがあるのでしょう。


トランス脂肪酸の問題はオレオについては、対応が済んでいるということですが、その使用は世界的には禁止されているのに、なぜが日本では禁止されていません。業界に配慮しているのか、その毒性を認めていないのかよくわかりませんが、政府が禁止しないならば、自衛するしかありません。日本はある場面では厳しく、ある場面では緩やかで、どっちを向いてるのかよくわかりません。官僚は政策を文官が決めていて、技術職は権限を持っていないのが理由ではないかと思いますが、どうなんでしょうか。洗濯の必要性がここでも感じられます。武士の世界をひっくり返した明治維新がもう一度必要なときが来ているように感じますが、どうにもできないもどかしさのうちに死んでいくことになるのでしょう。


武漢かぜの問題にしても、政府が招集したおおがかりな分科会も全く結果を出せず、結局世界一の感染者数を出してしまっています。もうすこしまともな運営ができなかったのでしょうか?いやな世の中になってきたもんです。残念ながら負け犬の遠吠えしかできませんが。

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