原状復帰義務

冷蔵庫の不調に加え、洗濯機も調子がよくないので家具つき賃貸物件として借りているオーナーにエンジニア派遣を依頼しました。不要不急案件ではありますがマレーシアのことだからいつになるかわからないけれども気長に待つことにしています。


ところで、長期留守の間、外にある洗濯スペースが鳩に荒らされたことは以前書きました。掃除をして、だいぶ片付きましたが、床の土、壁、天井、エアコン室外機の鳩の糞の後はまだとりきれていません。退去する来年2月末までには借りた時点の状態まですっかりきれいにするためには、誰の責任になるのかが問題になります。


賃貸契約上は、契約終了時には原状復帰で返却する、が時の経過に伴う変化はその責任を免除する、となっています。フォースマジュール’(不可抗力)の場合も法の趣旨からいって責任免除になるでしょう。だれがこの部屋を使っていても、鳩の侵入は防げず、その汚れは防止できなかったとも言えますが、一方、鳩の侵入をその都度追い払っていれば、ここまでひどい汚れにはならなかった、管理責任を果たしていない、とも言えるわけで、総合的に見て、清掃責任は賃借人にありそうです。


汚れはかなり上の室外機、天井に及んでおり、素人では落とせないので、業者に依頼して清掃してもらいその費用を負担することにしたいと思っています。発つ鳥後は汚さず、とも言いますし、こういうことがあるので余裕をもった滞在期間にしておいてよかったと考えています。

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