放置車の結末

自動車保険の付保問題で行き詰っていましたが、業者のアドバイスに従い、POSに行って見ました。


最初に言われたのは「保険が切れていて、このままでは処理できない。」とのこと。
保険が切れているのは始めからわかっていることなので、「それは承知しているので、NCD(ノン クレーム ディスカウント))が使えるかどうかを調べてほしい。」と依頼すると、「調べるから、座って待っていろ」とのことなので、おとなしく待っていたところ、しばらく待たされた後で「1年間のブランクがあるので、フルにはNCDは使えず、4年間だけ適用される。」のこと。


NCDというのは保険を使わなかった期間に応じて、次回の保険を割引する制度で、保険申請の乱用を防止する役目を持っています。(日本でいう無事故割引のようなもの)
4年間適用されると45%、5年間フル適用されると55%割引されます。その差はわずかでもあり、ここはゴネルところではないと、4年間だけの適用で了解しました。


保険付保だけで終わるかと思っていたところ、なんと自動車税の納付も可能だとのこと。この後、JPJにいくつもりだったので、これは大助かり。保険料はクレジット払いし、自動車税は現金で支払い、車の前面に貼るステッカーも受領できました。


ワン ストップですべてPOSで手続きできるならば、こんな便利なことはありません。このことを知らなかったのは人任せにしてきたことが原因です。保険は保険、自動車税は自動車税で一緒に処理したことがなかったので、この便利さは知りませんでした。そもそもPOSで保険付保ができるのを知らなかったというのは、なんという不覚でしょうか?保険会社があえてそのことを教えてくれなかったのかも?


だんだん気がついてきたのですが、NCD問題があったので、いままで接触してきた保険会社が「車の現状写真を送れとか、現状のメーターの写真を送れ」、とか時間を引き延ばしてきたのでしょう。自分でやってみて、はじめてわかりました。このNCDのパーセントについては議論の余地はあるとは思いますが、窓口の担当者に言っても仕方ないので、引き下がっておきました。


そうこうしているうちに修理会社から連絡あり、「バッテリー交換、エンジン オイルとギヤ オイル交換、その他整備でこれこれ掛かった」とのこと。クレジットカードで払いたいと言うとワークショップまで来てくれとのことなので、あした、新ステッカー持参で行ってくることにしました。     


もともと、2.5年ほったらかしにしていたので、定期点検は必要な時期でもあり、これを埋没原価(サンクコスト)と考えれば、今回のエクストラ費用はそんなに大きな出費にはなりませんでした。日本の整備費用を考えれば安いもんです。


車がないおかげで、いろいろな場所を歩き回って、いい経験をしました。

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