新年を迎えて その2

1月2日はマレーシアでは振り替え休日で連休になります。


さて、あと2ヶ月でマレーシアとはお別れです。
日本に戻った後の資産運用について考えていかなければなりません。


マレーシアに滞在中は無税の得点をフルに生かして、年金収入、金融収入には全く税金がかからない恩典を享受してきましたが、日本帰国後は税金、介護保険料、健康保険などの公租公課が待ち受けています。健康保険には入りたくないのですが、全員の健康保険付保が強制されているので、やむを得ず入ることになるのでしょう。一応、窓口には健康保険には入りたくない旨申し出るつもりです。多分、許されないとは思いますが、だめもとで言ってみます。


検討の結果、マレーシアに残った通貨はUSDに換算して日本に銀行送金することにします。日本円で持っていても金利は付かないし、株を買うにしても高配当株を購入するという選択は、確かに日本株は、PER、PBRなどの指標からみて、割安の水準にあるものの、これから不況が予測される中で、値上がりが期待できない状況だと判断されることから、株を購入することは止め、USDで保有して、USDの定期預金あるいは米国国債を購入して運用しようと考えています。


日本で今使っているネット証券は売国株は売買できるものの、米国国債の取引はできないようなので新規に米国国債取引ができる証券会社を探して、新規口座を開かなければなりません。調べてみると、このところの米国の金利上昇で国債の金利が上昇しており、有利な運用が期待できるようです。国債償還時または売却時に金融所得税がかかるのと、為替リスクがあるのはマイナス要因ですが、リスクをとらなければ利益は得られないので必要経費と考えることにします。


限りある命ですから、何時まで正常な判断力で運用できるかが問題としてあります。しかし老いても欲は衰えないものです。

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