日本での車

マレーシア長期滞在を終え、日本に本帰国後、移動手段をどうするかが、当面の問題になります。


住む場所によっても変わってきますが、私の場合は移動手段として車は購入せず、公共交通機関を使うことにしました。


駅までは徒歩15分ほどで、バスの便も使用可能で、時間を気にしなければ特に不自由は感じません。


車については、賛否色々ありますが、脱炭素を目指すということで、電気自動車(充電器を使ったバッテリー、水素による充電)、水素エンジン車、ハイブリット車などが入り乱れていて、将来どれが使われていくのかいまだに混とんとしています。バッテリーもリチュウム電池、全個体電池など今後新機軸商品がつぎつぎと登場し、どれが生き残っていくのか全く分かりません。こんな状況なので、車がなくても特に支障もないことから車は購入せず、タクシーを含む公共交通機関で過ごすことを決意しました。


運転免許については、高齢者の免許更新条件が厳しくなっており、手続きが複雑になってはいますが免許は当面更新しています。運転免許証は使わないかもしれませんが。


運転免許証は身分証明としても使用可能なので、その有用性はありましたが、マイナンバーカードのほうが身分証明としては有用性が高く、銀行の口座開設にはマイナンバーカードが必須となっていて免許証の有用性はなくなってきています。その意味では免許証はもういらないかもしれません。しかし万一の場合、免許証を使う場面もあるかとも思って、更新しています。

後日談2

9月14日付けのこのブログでマレーシア滞在後の後日談として本帰国後の様子を書きましたが、しばらく日本にいなかった者の視点で感じた今の日本の様子、それに対する感想などについて、とりとめもなくしばらく書いてみようと思います。


まず感じることは日本の公租公課の高さです。収入の約半分が公租公課として徴収されているといわれています。それでは足りずに国債、地方債が発行されています。
国防、社会基盤整備など必要な支出のために税金を徴収する必要はもちろん容認できますが、無駄としか思えない支出が多いのではないかという感じを持ちます。


まるで社会主義国のように至れり尽くせりで膨大な医療費が負担されています。皆保険制度が温床となって、ちょっとしたことでも医者にかかろうとします。高福祉高負担か低福祉低負担かの問題ですが、政権政党である自由民主党は高福祉高負担に舵を切っており、ますます左傾化しています。アメリカの共和党のような保守政党がないことが日本の不幸です。保守的な思想が右翼としてすべてつぶされた敗戦の影響でしょうか。


無駄と感じること
*介護認定に対する一定の公費支出
 介護を必要とする人は自分の勘定で人を雇用すべき。その費用が負担できない場合には公費で援助すればいいのでなないか?一律に決まった等級に分類して費用を負担すると、無駄が生じる。デーサービスなどは無駄もいいとこ。


*国民皆保険
 医療経費を国民皆保険で安く提供すると無駄が生じる。医療の必要がないのに医者にかかる人がでてくる。


さらに述べると大論文になってしまうので、このあたりで止めておきます。
以上の説に対する反論を歓迎します。

後日談

この話題はマレーシア情報のカテゴリーに分類するべきか迷いましたが、このブログ村において別カテゴリーで書いていくには、別人格として新規に登録せざるを得ず、そのためには別メールアドレスを設定せざるを得ないため、便宜的に今まで使っていたマレーシア情報として記載いたします。


十数年を経たマレーシア滞在後、日本に本帰国して半年以上が経過しました。マレーシアのビザもすでに解約したので、マレーシアに関連することはほとんどなくなりました。日本の居住者となって以来、感じたことを参考事項として記載してみます。



住民登録をしてすぐに負担費用が発生します。一番に来るのは介護保険料の請求です。負担額は前年の所得が基準になるのですが、前年の日本での所得はゼロなので(本年帰国時までの国内所得はゼロ)なので、最低限の所得ゾーンに分類され、それでも毎月数千円の支払いが求められます。
介護保険に入りたくないと思っても、その意思にかかわらず入ることが強制されるので入らないという選択肢は取れません。


健康保険も同様に、全員加入が原則です。2月の入国手続き時に健康保険に入ることが強制されましたが、「4月に後期高齢者になるのでその時点で加入します。」と言うとそれが許容され、75歳になってから後期高齢者保険に入ることになりました。厳密にいえば認められないことですが、地方公共団体は甘いところがあります。


年金に対する源泉税も入国してから始まりました。前年の国内所得はゼロなので源泉税は取られないのではないかと思っていましたが、4月からばっちり、とられました。ただしこれについては翌年2月の確定申告時にきっちりと取り返してやろうと思っています。所得税部分はやむなしですが、住民税部分はとりかえせるはずです。乞うご期待。


消費税はばっちり取られるし、電気ガス水道など公共料金は高いし、預貯金、配当などの源泉税も高額だし、日本に住むだけで負担が急に増えた感じがします。マレーシアはタックスヘブンには分類されないものの、低課国であることは間違いありません。


マレーシアに住むだけで、預貯金利息、株、証券売却益の無税等、様々な税法上の恩典、安い公共料金、物価などで悠々と暮らしていけます。これがマレーシアの魅力です。安いコンドを借りて住所をマレーシアにすれば、実際は住んでいなくても安く暮らしていけそうな気もします。ただしこの場合は安い日本の医療サービスは受けられなくなることは覚悟しなければなりません。どっちが得か、よく考えてみよう、ということです。

別れの挨拶




今は多分、既にKLを出発後です。


今回、去年9月末にマレーシアを2年半の空白の後訪問したのは、何よりも借りているコンドの引渡しが主目的で、さらにマレーシアに残してきた資産の処分もしたいと思っていました。


ビザをどうするかは、日本を出るときは決定していませんでしたが、結局ビザが残っている期間をキャンセルしてMM2H用の定期預金を引出しました。これでマレーシアに来ることはもうないことになりました。


マレーシアに長期滞在している方たちは、色々な人が居られます。


観光目的の人を除外すると、事業投資ビザで事業している人、PR(永住権)ビザを保有し、マレーシア人と同じステイタスで生活している人、駐在員として滞在している人、現地雇用でワーキングビザで働いておられる方、MM2Hビザで、仕事をやめて悠々自適な生活をエンジョイされている方、等さまざまだと思いますが、その中でも行く行くは日本に戻る予定の人や最後までマレーシアで過ごすことを決めておられる方、が居られると思います。人生色々です。


今回、このブログを再開したのは、マレーシア撤退にかかわる軌跡を明らかにして、今後撤退予定の人たちの参考になることを目指したからです。少しでも参考になることがあったならば望外の喜びです。


私自身は今回の撤退で、もうマレーシアに関する記事を書く立場ではなくなったので、今回でこのアカウントはクローズさせていただきます。今まで駄文を読んでくださいました方々にお礼をこめて、最後の挨拶をお送りします。


さようなら! お元気で!


ありがとうございました。

オーナーへの鍵の引渡し

賃貸契約による賃借人の最後の義務は借りている物件の鍵の引渡しです。これで賃借人の最後の義務は完了します。


オーナー(管理人であるその弟)とは残していく物品について詳しく説明したかったのですが、時間が取れないようで、ただ最終日に直接会って、鍵を引き渡すことになっています。


賃貸人の義務は部屋のチェックと原状回復義務が履行されているかの確認です。もしそれに対する賃借人の義務が履行されていないと判断されれば、デポジットから差し引く権利があります。本来ならば、デポジットから差し引く場合は、双方が話し合って納得の上差し引き金額を決定すべきだと思いますが、その時間はないようで
す。差し引かれたとしても金額の上限は預け金なので、リスクの上限は自ずと決まっているので、気は楽です。


デポジットの内訳は2か月分の家賃とユーテリティーデポジットとして1,000リンギの合計金額です。


先日、米国から一時帰国していたオーナーの話では、退去後の掃除はオーナーがやるので、不要とのことでした。また鳩の侵入防止のため作ったバリアーはそのままでいい、ということだったので、こちらの義務は新たには発生しないと考えています。日本に帰ってから、返還金額がどうなるかを待つだけです。


デポジットの払い戻しもこの調子では何時になることやら。



そういうわけで銀行勘定に残ることになる残高については、WISEを使って日本に引張ってくるしかないようです。銀行でも海外送金できることはわかってはいますが。


預けているデポジットを受け取るために、マレーシアに銀行勘定を残しておかなければなりません。


ところが昨日連絡があり、ペナンに行っていて当日は到着が5時になると言ってて来ました。それでは間に合わないから、鍵とセキュリティ カードを郵便受けを鍵を掛けないで入れておくと言っておきました。なるべく4:30までに着くようにすると再び言ってきたので、間に合わない場合を想定して、鍵とセキュリティ カードを郵便受けに鍵をかけずに入れておくと返しておきました。時間にルーズなこの国の人と時間の約束はできません。