耳垢の処理

耳垢の処理についての話が健康に関する記事にでていました。


”耳垢は体を保護する機能を持っています。埃の侵入を阻止し、細菌の増殖を抑えることで、耳を清潔にし耳の穴を守っています。耳に綿棒やその他の道具を入れるときに、耳垢が耳を塞ぐことがよく起こります。耳垢を奥に押し込むことで外耳や鼓膜への深刻なダメージをもたらすことがあります。クリップや綿棒、ヘアピンなどで余分な耳垢を取ろうとしてはいけません。


耳垢が詰まったときは安全に除去する方法があります。鼓膜に穴が開いていなければ、耳の穴を塞いでいる耳垢を次のような処置で自分で安全に除去できます。

・耳垢をやわらかくします。ベビーオイル、鉱物油、グリセリン、オキシドールなどを使って目薬の容器で数滴耳の穴に点滴します。

・1,2日後耳垢が柔らかくなったら、スポイトにぬるま湯をいれ耳の穴に注水します。

・頭を傾け外耳道を上にして、耳の穴をまっすぐにします。

・ぬるま湯の注入後、水を出すため頭を横にします。

・耳の穴を乾かします。外耳をタオルかドライヤーで丁寧に乾かします。

余分な耳垢を取るために、何回かこの動作を繰り返す必要があるかもしれません。しかし柔らかくする物質は耳垢の外側だけを柔らかくし、耳垢が耳の穴から取れない場合もあります。その場合は医者にかかってください。


店で売られている耳垢除去キッズも溜まった耳垢を取るのに有効です。


耳垢の詰りの兆候には次のようなものがあります。
・耳の痛み
・耳が詰まった感じ
・耳鳴り
・難聴
・眩暈
・咳

耳の痛みや難聴の症状は必ずしも耳垢が溜まったためだというわけではありません。他の病気の可能性もあります。耳垢の除去は医者にやってもらうのが最も安全です。


外耳道や鼓膜はデリケートで、過剰な耳垢で容易にダメージを受けます。特に耳の手術の経験があるとか、鼓膜に穴が開いているとか、耳の痛みや耳垂れが出ているとかの場合には、耳の穴に道具を入れて自分で耳垢を取ろうとしないでください。


子供の場合は健康診断で耳の状態を普通チェックされます。必要ならば耳垢を取ってくれるでしょう。”(引用終わり)


耳垢は取らないほうがいいという話を聞いたことがありますが、他人に注意深く取ってもらうのが一番いいみたいです。

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