選挙結果に対するコメント

マレーシアの総選挙の結果、与野党が逆転した結果を受けて、識者がコメントしているので紹介します。記事の原文は下記URLを参照してください。
http://www.thesundaily.my/news/2018/05/10/high-cost-living-fake-news-act-among-reasons-why-pakatan-harapan-won-analysts


引用はじめ
マレーシアの歴史上初めて、長く統治していた国民連合(BN)は全国的な破壊的なツナミに助けられ、第14回総選挙で222議席中113議席を勝ち取った希望の党(PH)に敗れました。


この結果はマレーシア人が変化を求め、63年にわたるBNの統治を拒否して、人民公正党(PKR)、民主行動党(DAP)、国家信託党(Amanah)、マレーシア統一先住民党(PPBM)の4党の緩やかな連合であるPHに渡して終了に至りました。


既に野党の堅い支持基盤である、スランゴールやペナンに加えて、PHはネグリスンビラン、マラッカ、ジョホールを征し、政府を構成する十分な議席を獲得しました。クダ、プラ、サバも殆ど獲得しました。


BNが敗れたのはなかんずく、高額の生活費、借金と銀行破産といった国の問題を解決すべきリーダーと見られているマハティール前首相への風が要因です。そのほかには国の基金である1MDB、Feldaの土地取得、総選挙の直前に通過した反フェークニュース法などがあります。


政治分析家の見解は以下のようなものです。


「都市部、農村部双方におけるめったに見られないマレー人のツナミによってBNは敗れた。高い生活費に結びつく政府の一部の政策に対する不満を示すため、人々は立ち上がらなければならなかった。マレー人のツナミはここの所見ていない。伝統的にUMNO、BNの強固な地盤が今はPHの下にある。これは特に農村のマレー人の関心事である高い生活費の問題のためだ。農村の人々は危機を感じ、苦しさに直面してきた。従って、これらの問題は易しく、効果的にBNの政府が解決することを望んでいた。一方でマハティールは、生活費に大きな影響があるGSTの廃止をずっと強調してきた。」


マレーシア科学大学の政治家学者はBNの衝撃的な敗北を「サイレント マジョリティーの声、GST、高い生活費、マハティールの渦」のためだとしています。


引用終わり


半島部は圧倒的にHPの勝ちで、東マレーシアは予想通りBNが多数となりました。私が話を聞いた人で、BNを支持した人はいませんでした。怒っている人ばかりでした。


今回、与党がUMNO,MCA、MIA、等の構成諸党の旗を使わないのにあわせ、PPBMを党として認めないという妨害に対処するためか、野党は構成諸党であるDAP、Amanah、PPBMの旗を掲げずに、PKRの旗一本で闘いました。


当選後の記者会見ではマハティールがGST廃止に向け決意を新たに表明していました。


一部では、嘗ての”緊急事態”を想起する人がいるためか、軍隊が出て、最悪は流血の事態もありうるので、家から出ないほうがいいという心配しすぎな情報を流されました。


選挙当日から閉鎖されていた市場ですが、5月14日の月曜日から、開かれます。投資家は変化を嫌うので、一時的には下落方向になると予想されますが、株式と為替の今後の変動が気になるところです。

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