東海岸鉄道についてのマハティール首相の議会発言

「前政権が締結したプロジェクト契約は、偏っており、国の利益を考えていない。もし続けていくと、多額の借金で縛られ、返済には何年もかかる。最終的には元本と金利で1,300億リンギを支払うことになる。


東海岸鉄道(ECRL)について、議会で野党(BN)の議員から質問を受けたマハティール首相の答弁を紹介します。記事の原文は下記URLを参照願います。at 
https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/03/20/dr-m-we-may-end-up-paying-rm130bil-for-rm60bil-in-loans-if-ecrl-continues/#p5WSi8HSPBiDB1sH.99


Quote
“マハティール博士:ECRLを続けていくと、600億リンギの債務が金利で1,300億リンギになる”


議会で野党となったバリサンナショナル(BN)所属議員が、プロジェクトが延期される場合の借金の状況と補償金について、説明を求めたのに対して、マハティール博士は次のように語りました。



国の財政状況に悪い偏った契約を締結していたので、我々が選挙で勝っていなければ、マレーシアは破産していた。もし借金を返すことはできないと、破産を宣告され、マレーシアは嘗てのギリシャになってしまう。


国民がこれを理解し、マレーシアを他国に売られるのを避けるため、今の政府に信任を与えてくれたことに感謝している。」


その後の記者会見で、元本と利子の返済には30年かかると語っています。「30年の間の金利で、返済総額は1,300億リン儀にもなる。だからこのプロジェクトをやる余裕はない。」


Unquote


質問には直接答えずに借金の元本と利息で、元本の2倍以上を払うことになるということだけを語っています。


中国と交渉中の、キャンセルした場合の保障額や当初の計画をグレードダウンして、プロジェクト金額を圧縮するという交渉に付いては、当然ながら公開されていません。

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