帰国準備

3月22日から全国で7,500人の軍隊がかり出されるということだったのでどんな様子か見に行きましたが、街中には軍の影は見えず、スーパーマーケットの入り口で入ってくる人をチェックしているのを見かけただけでした。ペナンブリッジでは検問が実施されるようです。外国人はパスポートの携帯は必須です。


派遣はされてきたものの、手持無沙汰の様子です。


変化としては、マスクを着用していない人にマスク着用を注意することぐらいでしょうか。
商魂たくましく?マスクを販売するキオスクが近くにできていました。


それはさておき、マレーシア出国まであと1週間と迫りましたので、準備に取り掛かりました。



車に入れっぱなしのゴルフバックを下ろすとき、次にゴルフバックをこの車に入れる日は来るのだろうかという感慨が涌いてわいてきました。6か月先になるのか、1年先になるのか、またはもう来ないのか、現時点では全く分かりません。


長期の不在になるのは間違いなく確実なので、そのための準備も必要です。
最短で戻ってこられるとすれば9月ですが、事情によってはもっと伸びる可能性もあります。


それを前提に、残しておいてもいいもの、処分すべきもの、必ず持って帰らなければならないものの仕分けが必要です。


それと、マレーシアに帰った時に、バッテリーが使えるかどうかはかなり重要なことです。前回帰国した時には、やはり長期間の不在のあとでしたが、かろうじてバッテリーはかかりましたが、不安があったのでバッテリー交換しました。


今回は、完全にバッテリーが上がってしまう危険があるので、ジャンプ スターターをLAZADAで予め購入しておきました。これはバッテリーに関係なしに車をスタートできるコンデンサー(蓄電器)で、車に空気を補充するコンプレッサー機能も付いています。またスマホの緊急充電もできるという、多機能でしかも価格も円貨換算で4千円ほどなので
1台持っておく価値はあると思います。


トランスミッションがマニュアルのころは、“おしがけ”という手段が使えたのですが、オートマの時代にはそれも使えず、他の車のバッテリーと直結してエンジンをかけるという手段はありますが、それも煩わしいので、自力で解決できるジャンプ スターターがあれば便利だと思います。


あとは、食品の処理で、賞味期限が先のものは残し、賞味期限が近いものは極力食べてしまうという仕分けをしなければなりません。あと1週間でどの程度処理ができるかです。


マレーシアに今後長期滞在しないケースも想定し、できるだけのことは処理していく覚悟で整理することにします。

帰国準備

3月22日から軍隊がかり出されるということだったのでどんな様子か見に行きましたが、街中には軍の影は見えず、スーパーマーケットの入り口で入ってくる人をチェックしているのを見かけただけでした。


派遣はされてきたものの、手持無沙汰の様子です。


変化としては、マスクを着用していない人にマスク着用を注意することぐらいでしょうか。
商魂たくましく?マスクを販売するキオスクが近くにできていました。


それはさておき、マレーシア出国まであと1週間と迫りましたので、準備に取り掛かりました。



車に入れっぱなしのゴルフバックを下ろすとき、次にゴルフバックをこの車に入れる日は来るのだろうかという感慨が涌いてわいてきました。6か月先になるのか、1年先になるのか、またはもう来ないのか、現時点では全く分かりません。


長期の不在になるのは間違いなく確実なので、そのための準備も必要です。
最短で戻ってこられるとすれば9月ですが、事情によってはもっと伸びる可能性もあります。


それを前提に、残しておいてもいいもの、処分すべきもの、必ず持って帰らなければならないものの仕分けが必要です。


それと、マレーシアに帰った時に、バッテリーが使えるかどうかはかなり重要なことです。前回帰国した時には、やはり長期間の不在のあとでしたが、かろうじてバッテリーはかかりましたが、不安があったのでバッテリー交換しました。


今回は、完全にバッテリーが上がってしまう危険があるので、ジャンプ スターターをLAZADAで予め購入しておきました。これはバッテリーに関係なしに車をスタートできるコンデンサー(蓄電器)で、車に空気を補充するコンプレッサー機能も付いています。またスマホの緊急充電もできるという、多機能でしかも価格も円貨換算で4千円ほどなので
1台持っておく価値はあると思います。


トランスミッションがマニュアルのころは、“おしがけ”という手段が使えたのですが、オートマの時代にはそれも使えず、他の車のバッテリーと直結してエンジンをかけるという手段はありますが、それも煩わしいので、自力で解決できるジャンプ スターターがあれば便利だと思います。


あとは、食品の処理で、賞味期限が先のものは残し、賞味期限が近いものは極力食べてしまうという仕分けをしなければなりません。あと1週間でどの程度処理ができるかです。


マレーシアに今後長期滞在しないケースも想定し、できるだけのことは処理していく覚悟で整理することにします。

順法度は?

MCO5日目の記事を紹介します。(提灯記事かもしれませんが)記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/more-people-likely-to-comply-with-demand-to-stay-home-MY2166842


Quote


“外出を控える要請に対してより多くの人が従っているようだ“


活動を控え、外出をしないという要請により多くの理解が得られ、MCO5日目は順法の高まりが期待できる。


さらに日曜日の午前0時から人々が外でうろつかないように、MCO強化を補助するため軍隊も展開されました。


政府にとってMCOの主目的はほかでもなく、チャイナ ウイルス感染の輪を止め、または打ち破ることにあり、この恐ろしいコロナウイルスがないマレーシアにすることにあります。


したがって、MCOを軽く受け止め、さらに悪いことには完全に無視するどんな言い訳もあってはなりません。


政府は外出しないで、というたった一つのことをお願いしているだけです。


3月21日までには、首都と他の全国の主要都市はMCO実施以前と比べて、だんだんゴーストタウンになってきています。それは人々がMCOを真剣に受け取っているという証拠です。順法精神のレベルがMCOの残りの期間を通じて上がっていくことを期待します。


上級大臣は「MCO期間には、一人のみが外に出て必要な用事を済ませ他の大事な用事をすることができる。」と語っています。


3月20日にはペルリス州の皇太子は、州内の人々に対して、つべこべ言わずにMCOに従うように言明しました。そしてそれは残りのマレーシア人も従うべきだと言っています。


全国の州当局はMCOに従い特定の小売店や事業だけに操業許可を認め、取り締まりを強化しつつあります。


許可を得ているのは雑貨店と24時間営業のコンビニですが、それぞれの州で決まった営業時間まで開店しています。


クランタン、トレンガヌ、パハンは規制時間が最も早く、午前7時から午後7時または朝7時から午後6時の営業が認められています。


スランゴール、マラッカ、ペナンは今日からこれに追随すると予想されます。


他の部門でも、MCOの影響を最小限にするため、自らの手段を取っています。例えば、クランタン マレーシア大学(UMK)では、キャンパス内の寮にいるすべての学生に、1日2回無料の食事が提供されます。


セランゴール福祉委員会(LZS)は、生活がMCOによって影響を受けている特にホーカー、小規模業者、低所得者に特別予算15百万リンギを確保し、日々の医療費の緊急割り当てに資しています。


これらの処置はマレーシアがチャイナ ウイルス感染から逃れるためのMCOの実施を行う政府を援助するために行われるものです。


Unquote


これはベルナマの記事を引用したものですが、編集者の意見ということでしょう。


なお、今の新型コロナウイルス感染症のネーミングについては、1月初めまでは、「新型コロナウイルス」それ以降は「武漢肺炎」、「武漢ウイルス」などと呼称され、WHOが「コービット19」という名称を採用してからは、マレーシアでは「コービット19」という名称をほとんどの人が、というよりもほぼ全員が「コービット19」を使用しています。しかしこれは中国との関連付けを消し去りたい中国の意向を受けたWHOの忖度によるものと推察されるので、あえてこの名称は使わず、武漢肺炎、武漢ウイルス、そしてトランプが言い始めたチャイナ ウイルスという名称を本ブルグでは使用します。


軍が出動するという重々しい事態が想像されますが、実体としては警察の補助という位置づけで、MCOに対する順法へのこけおどしという感じでしょうか。


それのしても、MCOによって、働かなくても決まった収入の補償がある人を除いて、日々の現金収入で暮らしを立てている人にとては、死活問題になっているのではないでしょうか。


14日間も休業してマレーシア経済は持つのか心配になってきます。日本と違い、国債は外貨建てであり、その返済に窮することがなければいいのですが。


思い返せば1997年の通貨危機も外貨不足が発端で起きましたが、状況としてはその時に似てきているようにも感じます。あの時はタイバーツが3分の1になり、マレーシア リンギも半値以上下落し、他のアジア通貨も軒並み下落しました。そのような状況になることは十分考えられます。いつでもUSDと交換できるハードカレンシーのボラティリティはある程度の変動はあっても、許容範内に収まるはずですが、アメリカが金利を大幅に下げてもUSDが下落しないということは、他のアジア通貨の下落が進むことが十分考えられます。(これは私の予想であり、必ずそうなるということではありませんが)


金利よりも為替という時代が招来する可能性大です。高金利にひかれたソフトカレンシーの所持は期間性が高いことを改めて念頭に置く必要があるときが来ているような気がします。


世界が大きく変わるような予感がしています。

3月21日の様子

MCOが発令されて4日目になりますが、この期間開いているスーパーマーケットの規制が、当初よりも厳しくなっていました。


ラジオでも外出自粛、集まり禁止などが放送で流され、政府高官による「スーパーや銀行などへ行くための外出は、1家族1人にすべきだ。」といった発言があり、家から出歩くのを極力規制したいという意図が感じられます。


例えば、イポーのイーオンでは、出入り口が1か所だけになり、検温が実施されるようになりました。品揃えには変化はありません。


椅子という椅子がすべて取り払われ、テークアウエーで購入したものの飲食ができないようになっていました。どこからか指摘があったのかもしれません。


テークアウエーを実施しているレストランも客の姿はほとんどなく、これでは採算割れだと思われるほどの状態でした。


客の入りはそんなに変化はないと思います。駐車台数もはじめとあまり変わっていません。人出が少ないので店は大変でしょうが、買う方としてはむしろ有り難いです。


住んでいるコンドでも人との接触を避ける処置がとられるようになっています。デリバリーや宅配は、各部屋まではデリバリーせず、セキュリティー ハウスで行うこと、工事業者の立ち入りはMCO終了まで禁止するというものです。


日本では、伝えられるところでは、行動自粛がだいぶ緩和され、店の活気も戻って来たようで、商品がどんどん売れているようです。これに政府の予算処置でさらに消費が上向くことが期待される状況のようです。マスクの供給不足も戻りつつあるようで、一時法外な価格で売られていたものが、いまは30個入り、990円で売られているそうです。しかしこれもかつてはその半額だったので、機を見るに敏な業者が悪乗りをしているのは変わっていないようです。


マハティールが陽性だというニュースが逆に日本から飛び込んできました。本当かどうかは未確認です。フェークニュースが最近やたらに多いので注意が必要です。


ところで、30日に搭乗する予定の成田行の便が予定通り出発するのか、情勢変化が目まぐるしく、若干の不安要素もありました。


3月28日の便がキャンセルされ、30日に変更する旨の知らせがあって、30日の便になったのですが、その後搭乗確認の電話があり、ウエブチェックインも完了し、座席も決定しているのでキャンセルはないと思っていましたが、今日、「事前注文した食事のメニューは、ご時世で変更になるかもしれない」というSMSがあり、事前注文した覚えはないけども、キャンセルはないというサポーティング エビデンス(補強証拠)になると考えています。

外国人のMCO期間中の出国はOK

内務相が出入国に関する詳細説明をしているので紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/long-term-pass-holders-of-third-countries-diplomats-allowed-to-leave-country-AB2164266



Quote


“第三国の長期ビザ保有者、外交官は出国を許可する”


内務相は、3月18日から開始された14日間の行動規制命令(MCO)の期間中の外国人の入出国について声明により次のように説明しています。


「MCOの期間中、第三国の長期ビザ保有者、外交官は出国してかまわない。例外は3月31日までマレーシアに戻ってこないことが条件で、検査カウンターで強い証拠を提出しなければならない。


マレーシア人およびPR所有者は私用による出国は認められない。


MCO期間中、臨時雇用パス、雇用パス(外国人パス)、学生パス、長期旅行パスの配偶者パス、長期パス(MM2H)の保有者は入国することができない。


MCO期間中にパスの期限が切れる場合で、パスの保有者が国外にいる場合はMCOが終了するときから3か月以内にマレーシアに入国することを認める。その場合はマレーシア入国後30日以内にパスを更新しなければならない。


マレーシア人の配偶者と子供は、長期パスを持っていて、随行者パスを持っていれば入国できるが、14日間の自己検疫を実施しなければならない。


マレーシアで勤務する外交官も入国できるが14日間の自己検疫をすることが条件で、入国する家族は随行者パスを持っていなければなりません。


必須サービスに係る雇用パス所持者はマレーシアへ発つ前にイミグレの事前許可が必要で、14日間の自己検疫をしなければなりません。


国内にいて、短期及び長期の訪問パスを持っている外国人は、パスの期限が切れていても、主要入国ポイントを通って自分の国に帰ってよい。現在のパスを延長することも可能で、MCO終了後、14日以内に更新しなければならない。マレーシアを出国希望で、その国から入国許可が出ない場合、または便がない場合、MCO終了後遅滞なく特別パスを申請しなければならない。


マレーシアとブルネイの国境にいて便待ちのマレーシア人、PR保有者はそれぞれの州当局の定める規則に従い、出入国してよい。


必需品の輸送目的で重車両を運転するマレーシア人、PR保持者、外国人は出入国を認めるが、医療チェックを受けなければならない。


パダン ブサール、ウッドランド 列車チェックポイント(WTCP)とジョホールバル セントラルで列車を使うマレーシア人とPR所有者はマレーシアに入国を認める。


Unquote


要約すれば、MCO期間中、外国人は出国していいが、MCO期間にはマレーシアには入国できない。入国しない強力なエビデンスが必要とのことです。入国しないことへの同意書にサインしろという意味にとりましたが、どうでしょうか?


外国人が出国していいのは当然の権利で、MCO発表の当初から自明のことでした。出国するのに特に改めて許可を受けるべき筋合いはないと思いますが。


他国から感染者を出国させて、他国に押し付けた、無責任だという非難が世界中で起こるのを恐れてのことでしょうか。


MCO期間中の外国人の入国禁止も、MCO発出時にすでに明らかになっており、特に改めて言うべき必要はないとは思いますが、その間にビザが切れた場合の取り扱いについては、今回初めて明らかになりました。


しかし、マレーシアは方向性が目まぐるしく変わるので、改めて言及があったことは、それなりに評価はしておきます。