政治アナリストによる今回の政変の見方

今回のマレーシアの政変について、その背景をアナリストが開設しているので、正しいかどうかは別にして、紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/probable-cause-NX2077249
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“考えられる原因”


アナリスト:爪痕を残した警告はPH政府の土台を壊していたかもしれない


警告を見なかった、または拒否したことは、政府を崩壊させた個人的野心と同等の大きさがある。政治アナリストのリムは、先週、PH政府を倒し、PPBM総裁のムヒディンを新首相に指名した要素について、次のような見解を述べています。


「マレーシアのケースは、警告の兆候はすでにそこにあったが、権力を握っていたものには見えなかった。公然の原則、党への忠誠、倫理的思いは、約束された権力と交換に脇にやられたのは明確だ。問題なのは、主要人物がそれを認めようとしないことだ。


ムヒディンの首相昇格が出てきて、国が大混乱を逃れる機会を提供し、いい影響をおよぼした。この卑しい政治的操り人形にかかわった政治家が信任を受けることはない。」


政治評論家のUCSI大学のタジュデイン教授は、PH政府崩壊とPPBS総裁のムヒディンの新首相指名の主要原因について次のような見解を表明しています。


「マハティール、アンワール、アズミン、みんな権力をめぐって、戦っていたが、これが我が国の政治上で見ることは悲しいことだ。マハティールとアンワールが警告のサインを見なかったことが要素であることには同意するが、アズミンも役割を演じている。アズミンとアンワールの結びつきは過去2年、かなり傷ついていて、昨年アズミンの同性愛のビデオが出回ったことが頭に浮かびます。アズミンは非常な野心家で、アンワールが首相になるのが心配だったのでしょう。」


内部情報では、すべてのごたごたは、何人かのPH指導者が最高顧問会議で、マハティールに首相を降りる日にち決めるように迫った結果だということです。


アズミンは先週除名されるまで、アンワールの後継者でありPKRの副総裁でした。しかし、ムヒディンはこの間の経過の中で、非難の上にいました。彼は首相に指名されると思って不目を飛び降りたとは思っていません。」


Unquote



瓢箪から駒の結果として、あれよあれよという間に、ムヒディンが首相に指名されたということでしょうか。


アズミンとアンワールの確執が政変劇の重要な要素であることは数の上でも明らかです。アズミンがPKRを追放されていなければ、PPBMが抜けても、楽勝でPHが絶対優位に立っていました。


私の予想としては、BNを政権に取り込んだ内閣は国民の支持を集められず、短命に終わるのではないかと思います。


伝えられるところでは、5月上旬に、新内閣の下での初めての議会が開かれるようですが、その日が新内閣の終了日となるような予感があります。新内閣としてはその延命のため議会は開きたくないでしょうが、開かないわけにはいきません。

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