MCOによせて

3月27日、今日のスーパーマーケットは比較的混んでいました。MCOの強化が発表されたためでしょうか。近くにあるスーパーマーケット2軒とも客の数が多かったです。


日本のスーパーも、小池知事のロックアウトの可能性を示唆する発言の影響からか、品物がなくなるほど客が殺到したそうです。その裏返しがガラガラの飲食店ということになるでしょうか。


写真は横浜市中区のあるスーパーの商品棚です。



ニュースには敏感に反応して行動する姿がよく出ています。しかし、その翌日には商品が入ってきているようです。


ラジオでは相変わらず、外出禁止、手を洗うことなどの注意が盛んに呼びかけられています。面白い注意としては、「トイレに入ったら、出る前に流すこと。」というのがありました。


「えつ?」と思わず爆笑してしまいました。


ちょっと汚い話をしますが、マレー式のトイレは、洋式のそれとは異なり、紙を使わずバケツに入った水で流す方式なので、フラッシュするということがないので、洋式トイレを使用後、使い方を知らずに流すことなく出てくる人がいるようです。


日本で水洗式トイレが普及したきっかけは1964年の東京オリンピックがきっかけで、それを契機として山手線内のほとんどのトイレが水洗トイレになったのではないでしょうか。都内でも千代田区内の一部はすでに水洗トイレが普及していましたが、山手線内といえども、ほとんどが汲み取り式で、“おわいや”と呼ばれる、糞尿汲み取り業者が、専用のタンク車でくみ上げていました。


マレー式のくみ上げた水をバケツにため、それを使って流すスタイルは古くからあると思われ、ある意味、古い日本式よりも清潔なのかもしれません。


余談ですが、私よりもかなり年配の人に昔聞いた話では、新宿から田無方面へ向かう西武新宿線は、昔は都内で出た糞尿を、当時の田無付近の田畑の肥料にするため、運んでいたということです。そのため“おわい電車”と呼ばれていたそうです。今は昔の話で、そのような面影は全くありませんが。このような話を知っている人は今ではほとんど残っていないでしょう。私自身も話で聞いただけで、実際に“おわい電車”が走っているのを見たことはありません。


ちなみに西武線の電車の色が黄色なのは、おわい=黄色からきているともいわれています。しかし新しい西武線の新しい電車の色は、ステンレスにブルーの線が入ったデザインに変わりつつあり、黄色から脱却しつつあります。


余計な話で失礼しました。年を取ると昔の話が思い出されてくるものです。

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