MCOの影響を受ける弱者
マレーシアでMCOが始まって以来、ほとんどの事業所がクローズされ、そのあおりで苦境に陥っている人たちがいます。毎日稼ぐ日銭で生計を立てている人たちです。事業所のクローズによって、現金収入の道を断たれて、生計を立てること自体が困難になっている人たちです。典型的には店舗やレストランのオーナー、個人事業主などですが、その従業員もサラリーを受け取れているのかどうか。
身近なところではゴルフ場のキャディーもその例です。
以前私がメンバーだったTPCKLは、この状況を踏まえ、キャディーに対して合計8万リンギの援助金を払うことを決め、140名のキャディーに公平に分配するという知らせが舞い込んできました。(退会して2年ほどたつのに、メンバーとしてまだ残っているみたいです。)
キャディーの人数140名に8万リンギでは、一人当たり570リンギほどなので、ないよりもましという程度の支給金ですが、(そう言ってしまってはゴルフ場のマネージメントに失礼?)一定の助けにはなるでしょう。同時にメンバーに対して追加支給のための寄付を募っています。すかさず、タイにあるSwangolfから2万リンギの寄付の申し出があったそうです。
TPCKLのキャディーは地元のもともといたキャディーのほかに、インドネシアのスラバヤから人材を集めて、キャディーとして育成し、マレーシアにつれてきて、キャディーとして勤務させています。年は若いですが、よく訓練されています。
彼らの収入は、プレイヤーがゴルフ場に払うキャディー フィー全額(ゴルフ場のマネージメントによる)と、プレイヤーからもらうチップが収入となりますが、ゴルフ場がクローズでは収入が全くなくなってしまいます。
MCOで収入が途絶えてしまう人はたくさんいると思いますが、一例として上げさせてもらいました。
TPCKLからの案内はCADDIE RELIEF FUND AT #TPCKLをクリックしてください。