雨の影響

雨季と言っても、場所によってその影響は全く違うようです。


イポーには代表的ゴルフ場が2つあります。RPGC(ロイヤル プラ ゴルフ クラブ)とメルバレーゴルフリゾートです。イポーから20kmほど南西にクリア ウオーター サンクチュアリーというゴルフ場もありますが、中国人に買収され、メンテが悪いという評判は聞きますが、話題に出てこないところから、あまり人が行ってないのではと勝手に想像しています。


クリアウオーター サンクチュアリーは”ウオーター”という名が示すとおり水が絡んだコースで、昔の錫鉱山の後に水が溜まり池となり、その地形をベースに造成されたゴルフ場です。池を取り囲むようにして作られたコースで左に球を曲げると池に飛び込むというコースです。昔プレーした私の印象としては、コースとしては悪くは無いという感じでしたが。


さて、RPGCとメルバレーは両者ともイポー市内にあり、距離にして15km離れています。RPGCは雨季とはいえ、時々激しい雨が短い時間降ることは在りますが、短時間で止んでしまいますが、メルバレーはここのところの、雨の影響でフェアウエーも含めて、水でぐしゃぐしゃ状態のようです。車でほんの15分ぐらいの距離ではありますが、コンディションは全く違います。


ぐしゃぐしゃのゴルフ場でプレーした経験はKL時代にあったので、よくわかります。フェアウエーに球が飛んでも土に刺さってしまってボールが紛失してしまうということになります。ゴルフにならないのですが、それでも果敢にプレーしたものです。雨の量の問題もありますが、排水のいい悪いという問題もあります。KL時代にメンバーだったKLGCC(現TPCKL)は地下に排水設備を作り、雨が降っても、ぐしゃぐしゃにならないように設備されています。そこまでの設備は普通のゴルフ場ではなかなかできるものではありません。隠れた努力がなされていることは、知る人ぞ知るといったところでしょうか。


RPGCには地下に排水設備があるとは思われませんが、今まで雨でボールが土の中に刺さってしまって、ロストボールになるいうことはありませんでした。雨季でも雨の影響がほとんど無いという立地だと思います。フェアウエーを硬く固めているという面もあるかも知れません。全体としてメンテナンスはいいと思います。



メルバレーは山に近いため、雲が出て雨が多くなるという面があるでしょう。ここの地質も雨水を吸い込みやすい地質なのかも知れません。

日程消化とあせり

もう12月も中旬。引越しの準備は一向に捗っていません。切羽詰らないとやらない悪い性格が如実に出てきています。ダンボールを購入はしたものの、箱詰め作業は全く実施しておらず、ウイークデーのゴルフと土日の休暇と、漫然と日々を過ごすだけの毎日です。


POSで個別に運ぶのだったら、送れるものだけ先に箱詰めして送ってしまえばいいとは思うのですが、不要不急事項であるという考えが片隅にあり、一向にことが進みません。


そう考えると、少しはあせりも感じます。


ゴルフ会員権の売却と車の売却の2つが今の重大懸念事項です。そして銀行問題、日本への送金問題、ビザのキャンセル等があります。


銀行関係の諸問題は1月中に目処をつけるのはマストです。


車の売却は、車がないと不便この上ないので、1月中には目処をつけて、2月中旬の売却を目指します。


ゴルフ会員権が結局売れなかったら、権利放棄でことが済むのか、売却できる人が現れない限り、月例会費を払い続けなければならないのか、ゴルフ場に売却を委任できるるのか、確認事項はいろいろあります。



普通預金の1つは残しておかざるをえないかもしれません。これも銀行との相談事項です。



1月に入ったら足元に火がつくので、重大問題は1月中に目処をつけておきたいと考えています。

ピーナツ

最近、ピーナツにはまっています。


今般、ピーナツを量り売りしている店で、殻を剥いたピーナツを買ってみました。


1kgで9リンギという表示でしたが、そんな大量には要らないので、半分の500gを4.5リンギで購入してみました。食べるためには炒らなければなりません。炒るにしても何分炒ればいいのか見当もつきません。


そこで、グーグルで調べると、「殻を剥いたピーナツを炒るには、電子レンジを使う方法と、フライパンを使う方法があり。フライパンでは15分から20分、電子レンジでは1分ごとに合計3回繰り返し、3分ほど炒る。」とのことでした。


点検しながらやってみたいので、フライパンを使う方法を選択し、少量ずつやってみることにしました。


ガスが無いので、マルティ クッカーの上に、クッキング ペーパーを敷き、100g弱程度を乗せて、「強」で加熱してみました。しばらくすると、火が強すぎたのか、パチパツと豆がはじく音が聞こえてきたので、中火にしたところ、はじく音はしなくなり、15分ほど時々かき混ぜながら、加熱を続けたところ、全体に焦げ目ができてきたので、加熱をやめ、そのまま放置してみました。冷めたころを見計らって、食してみると、普通に食べられました。


自分で作ったので添加物の心配も無く、安心して食べられます。


インターネットのおかげで、知識が無くても、簡単な料理なら誰でもできるということです。勉強になりました。

骨肉茶の美味しい店

バクテェーは店によってそれぞれの個性があり、絶対的にここが美味しいという基準はありません。あくまでも個人の嗜好の問題です。


KLに居たとき、発祥の地といわれるクランのほか、PJ,KL市内など、ありとあらゆる店に行きました。


KLでは観光案内でもよく出てくる、Jln Imbi 裏の新峰肉骨茶(Shin Pou Bakutei),には初心者がまず行くでしょう。私も初心者だったので、ここはよく行きましたが、10年ほど前に経営者が変わったのか、メニューも変わり、味も油濃くなって行かなくなりました。


バンギにも美味しい店があったのですが、ここも経営者が変わったためか、味が変わり、行かなくなってしまいました。


KL近辺であげるとすれば、万里肉骨茶(Ban Lee Bak the)です。場所はダイナスティ ホテルの隣で、観光バスがよくとまっていて、駐車に苦労した覚えがあります。裏に有料駐車場があり、大体ここに停めていました。スープの色が濃く、塩辛いという先入観を最初持ちますが、決してそんなことは無く、美味しいです。


イポーにもバクテェーの店は何軒かありますが、気に入っている店は順利肉骨茶店(Soon Lee Bak Kuit Teh)という店です。住所はNo1 Jalan Temenggong Rose Garden、(三才学校付近)です。イポーのどこが中心部なのかは判然としませんが、中心部からすぐのところです。イポーの市役所庁舎から車で5,6分のところです。イポーに来た際はぜひ探してみて下さい。


スープの味はKLの万里肉骨茶に似ています。部位を個別に注文できるのですが、お勧めはスペアリブ(排骨)です。パイコウ、と注文すると、「ショートかロングか」を聞いてくるので、個人の好みにもよりますが、私はロングのほうをいつも注文しています。ショートは短くぶつ切りにしたもので、ロングは10cmほどの長さに切ったものです。


それ以外に、野菜少々と生あげのぶつ切りが2個入っています。それ以外にお好みでパンのような揚げたものを入れる人もいます。肉を食べ終わり、残ったスープはご飯にかけてお茶漬けにして完食です。大満足できます。


私の場合は内臓肉は好みではないので、スペアリブだけを食べています。ぜんぜん、あぶらっぽくなく、さらりとしたスープです。 お勧めです。

カチャン タナーとは

カチャン タナーというのはマレー語ですが、直訳すると”土地の豆”でピーナツのことをこういいます。カチャンは豆、タナーは土地を意味します。


ピーナツに虜になってしまって、ピーナツを求めて、果物も売っている小さな店に入って、”カチャンタナーはありますか?”と聞いたところ、中国人が経営するその店の主人が、何のことか分からないというような顔をするので、”ピーナツですよ”と言うと、”ああ!”と言ってピーナッツの袋を指差しました。


マレーシアに入ってきている中国人はマレー語を解しない人が多く居ます。英語は大体分かるようなのですが、英語さえも解しないで、中国語、しかも広東語だけで生活している人も居るぐらいです。すごい!と感心してしまいます。他国に来て自分の国の言語だけで生活できてしまうのだから、マレーシアは懐が深い。生活ができているのだから、商売は成立しているのでしょう。仕入れも販売も仲間内だけを商売相手としていて、生活が成り立っているのだから、ある意味植民地みたいなものです。


購入したピーナツは微妙な味付けが効いていて、しかも湿気てはおらずとても美味しかった
です。スーパーでは買わず、街中の小さな店の方が、自分で見つける楽しみもあり、美味しいものがありそうです。


言葉の問題に戻ると、このところマレーシアではマレー語の表現が増えてきているように感じます。公官庁の文書はマレー語オンリーですし、公の文書はマレー語のみというのが多くなっているように感じます。TM(テレコム マレーシア)、マクシス(携帯電話会社)などから来るメール、SMSもマレー語ばかりになっています。


翻って、日本はどうかというと、看板には英語はもとより、中国語、朝鮮語も併記されています。観光客の利便性を考えたことは分かりますが、中国語、朝鮮語の併記までも必要なのでしょうか?排外主義を主張するつもりはありませんが。