マレーシアの癌の60%は発見遅れ

2月4日は世界癌の日です。これに関連したニュース記事を紹介します。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/home/60-of-cancer-cases-in-malaysia-detected-late-dr-dzulkefly-DM482775


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マレーシア人の癌の60%は発見が遅れている


毎年2月4日の、世界癌の日に寄せて、保健相が語っています。


「国内で発見される癌の60%は、ステージ3またはステージ4で、発見が遅れている。発見遅れの主因は、マレーシア人の検診と早期発見の重要性の認識欠如です。検査を受けようとしない、または早期の治療を遅らせることを選択し、効果的だという証明がまだされていないような治療法を信じるマレーシア人の誤解、神話、間違った情報を払拭しなければなりません。


癌はマレーシア人の死因として、心臓疾患につぎ、2番目に多い死因となっています。男性で多い癌は大腸がん(16.4%)、肺がん(15.8%)、鼻腔癌(8.1%)で女性で多い癌は、乳癌(32.1%)、大腸癌(10.7%)、子宮癌(7.7%)です。非伝染性疾患の増加や高齢化のため、今後癌が増えると予測されています。


乳癌、子宮癌、大腸癌、口腔癌の4つの癌検診を全国の政府系病院で実施します。肝臓癌、前立腺癌、子宮癌、のような特定の癌のリスクが高い人の検診も政府系病院で出来ます。」
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癌検診の必要性に付いて、少し考えてみたいと思います。


今後、何年にもわたって、家族を支え、子供を教育する義務を負っているまだ若い世代は、今後も社会で活躍し、収入を得て自らの義務を果たす必要があるので、癌による死亡リスクを下げるため、早期発見と適切な早期治療の必要性は高いと思われます。


しかし、その義務を果たし終わり、既に引退している高齢者は何時亡くなっても、一部の家族は一時的に悲しむかもしれませんが、亡くなったからといって、社会的にはどうという事はありません。早期発見、早期治療で癌が治療されたとしても、生存期間は自ずから限られています。


このような考え方は猛反発を受けるでしょうが、医療が限られているとしたら、若い人を優先すべきだと考えます。


私に付いて言えば、健康診断は無駄もいいとこなので、リタイヤー後は受けていませんし、病気になったとしても、自然体で死をもドタバタせずに静かに受け入れようという考え方です。

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