引退者向け雑誌の医療ケアのランクでマレーシアがトップ

引退後に住むべき国について、各国を指数化して順位をつけ、引退者の天国として推奨する雑誌がありますが、2019年版の医療ケアの分野で、調査対象25か国中、マレーシアがトップになったという記事を紹介します。これはベルナマが配信したもので、サンが報じています。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/malaysia-ranks-1st-in-world-s-best-healthcare-category-GJ487181


順位は、1位マレーシア、2位フランス、3位タイ、4位エクアドル、5位メキシコ、5位(同率)コスタリカ、ということだそうです。引退者が利用することが前提になっているので、質の高い医療と料金の安さが重要な視点となっているということです。
なお、この記事のもとになっているレポートの原文は
https://internationalliving.com/countries-best-healthcare-world
を参照してください。こちらのほうは更に詳しく説明していますが、ここではベルナマの記事のみを紹介します。興味があれば、レポートの原文も参照してください。


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マレーシアが世界の医療ケア カテゴリーでトップにランクされる


マレーシアは世界に住む引退者の2019年版の評価で健康管理のカテゴリーで、100点満点中95のスコアでトップにランクされました。世界の住まいのウエブサイト(https://internationalliving.com/countries-best-healthcare-world)によれば、今年の世界のベストの医療ケアのカテゴリーのトップ6カ国の中で、マレーシアはその世界クラスの医療サービスと洗練された設備でトップにランクされたのです。


主として、英国、米国、オーストラリアで教育を受けた医師たちで構成されている国際合同委員会(JCI)によって信認されたマレーシアの13の病院は、医師たちは英語が堪能で、コミュニケーションに問題がありません。


外国人にとっては、私立病院も公立病院も選択でき、私立病院は少し高い傾向にありますが、公立病院よりも西洋式により近いということがいえます。しかし、私立病院でも、行きつけでなくても、料金は安いです。


マレーシアでは、専門医に見てもらうのにも予約の必要はなく、一般医からの紹介状も必要もありません。受付も簡単で、選んだ専門医に見てもらうのに、順番を待っていればいいのです。


処方箋の料金は自国に比べれば安いものです。


しかし、魅力的なのは安さだけではなく、そのサービスです。薬剤師も医療スタッフと同様、よく教育されており、知識もあります。マレーシア人はフレンドリーな人々で、印象的なのは彼らが示す、純粋な関心です。


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マレーシアの医療費が安いということは誰もが言うことです。日本は医療保険があるので、自己負担の医療費は安く感じるかもしれませんが、医療保険がなければ、かなり高額になっているはずです。国民皆保険で気軽に病院にかかる雰囲気が広まっていますが、国保が大赤字だという認識はないのでしょうか?

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