マレーシア人の1ヶ月の最低生活費

一般的なマレーシア人が、KLで普通に生活していくのに、いくらかかるのかという話が話題になっていますので紹介します。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/how-is-rm1-870-enough-to-live-in-kl-groups-ask-CB641361


Quote


“どうやればKLで1,870リンギで十分生活できるのか?”


単身でクランバレーで標準的な生活をしていくのに、1ヶ月1,870リンギで十分だという報告に対して、各方面から反論が寄せられています。


政府が発表した“私の予算:マレーシア人のための支出ガイド”によると、市の中心部で、基本的な必需品、社会的活動、貯金、ローンの支払い、緊急出費を含めて、通常の生活を単身者がしていくのに、最低で1,870リンギが必要だと計算される、ということです。


この数値は車を保有しておらず、公共交通に依存している単身者の場合で、車を保有している場合は、1ヶ月に最低2,490リンギが必要ということです。


家族の場合は、子供の数しだいで、また既に引退しているかどうかで、2,490リンギから6,620リンギが必要ということです。


マレーシア労働組合(MTUC)は単身者の数値に付いて反論しています。「昨年、中央銀行が発表した2,700リンギという生活賃金推計は消費者の現在の必要をより表している。
我々は箱の中に住んではいないし、1日中、箱の中にいるわけではない。我々は人間であり、欲しいものや必要なものがある。どうしたら1,800リンギが十分だといえるのか?


親の扶養とか、個人が負担している責任も見なければならない。政府の発表はこのようなことを考慮に入れていない。消費ガイドを作成した、従業員積み立て基金(EPF)は発表した金額で十分だと言えるはずがない。毎月いくら必要なのかは消費者だけが知っている。」


マレーシア消費者協会同盟(Fomca)はこれに呼応して語っています。「1,870リンギという数値は、食料費、交通費、家賃が、数値の大きな部分を占めていることを考えて、もう一度見直すべきだ。


公共交通を利用する際には、最寄のバスまたは鉄道の駅まで家から遠い場合、グラブやタクシーに依存しなければならない。その場合は家賃やKLでの食料価格を考慮に入れないでも、費用が余計にかかる」


エコノミストは「1,870リンギは推計不足で、必要額は2,300リンギから2,500リンギではないか?」と語っています。


一方、専門家は「1,870リンギはクランバレーの外側に住んでいる人とっては十分かもしれない。」と語っています。


Unquote


マレーシアにおける生活費は日本とは全く異なるので、マレーシア人が単身で生活していくのに、1,870リンギは可能な数値とも思えるのですが、どうでしょうか?

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