ペナンと連邦政府との連携強化

マレーシアのGDPについて、各州で、ペナンがスランゴールをしのいで、1番の貢献者となっている記事を紹介します。KLに隣接し、地理的優位性を持っていると見られているスランゴール州が稼ぎ出すペナンのGDPが、マレーシアで一番大きいというのは初耳です。


スランゴールといえば、シャーラム、クラン、バンギなどに工場が集中しており、大きなGDPを稼ぎ出していると思われていますが、ペナンがこれを追い抜いたということのようです。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/penang-now-top-contributor-to-national-gdp-YD1207616



Quote


“ペナンは今、国のGDPの一番の貢献者となった”


経済問題相が、ペナンの知事との第12回マレーシア プランについての非公開の説明会に出席後、次のように語っています。


「ペナンは、これまでのスランゴールを乗り越え、マレーシアのGDPの1番の貢献者になった。つまり、特に製造セクターにおけるペナンの貢献は見逃すことが出来ない。ペナンの連邦政府との関係は、その重要性のため、戦略的な場面で見ることができます。


我々の役所では、連邦政府の役所とだけ相談して計画を立ててきた前政権の誤りから学びました。


第12回マレーシア プランは、その場の全ての州政府と相談することで、効果的であることを保証します。計画の重要なテーマは、反映を共有するので、描かれた計画は全てのマレーシア人を巻き込むことを意図しています。全ての個人、人種が取り残されないようにします。


また、460億リンギのペナン交通マスタープランで描かれている軽便鉄道(LRT)計画の支持を表明します。


私的自動車に依存せず、公共交通を使うことを市民に促すのは連邦政府の方針です。


LRTプロジェクトは、資金調達と如何に実行するかを他の省庁と議論する必要があるでしょう。」


Unquote


どうでもいいことですが、経済問題相のアズミンは、前スランゴール州の知事で、現政権になってから経済問題相に抜擢された人物で、政権内部での足の引っ張り合いで、嵌められた、偽ビデオ問題で話題になっていて、政権内のごたごたをうかがわせました。


新政権になってから、ペナンでは与党となったPHを構成するDAPがもともと強いことから、連邦政府との連携が強くなっているようです。

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