今年の独立記念とマレーシア　デーの祝賀行事はマラッカで行われることになっていますが、これとともに、今までの交通違反の罰金の割引支払いが、祝賀行事の会場で実施されるという記事を紹介します。記事原文は次のＵＲＬを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/crowds-throng-traffic-counters-at-dataran-pahlawan-to-settle-summonses-DJ1209270

Quote

“罰金支払いのため、マラッカ、ダタラン　パラワンの交通違反窓口に人々が群がっています。”

マラッカ　バンダル　ヒラーのダタラン　パラワンに、王立　マレーシア警察（ＰＤＲＭ）によって臨時に設置されたカウンターに、早くも朝7時から数千人のモータリストが集まってきています。

休みの人も地元民も、8月3日夜に、この広場で開催される、2019年国家レベルの国家行事と国旗掲揚行事に関連して、設置された、6ヶ所のカウンターに、様々な交通違反の罰金への最高50％の特別割引をしてもらう機会を利用しようとしています。

マラッカ交通取締捜査局長が語っています。

「人々は罰金を支払うのに週末を利用しようとしているので、反応はすごいです。8月3日と4日の2日間、9時から午後4時の間、自分の罰金のチェックと支払いが出来ます。

特に回収見込み額は設定していませんが、8月3日の午後2時現在、違反者から20万リンギを既に回収しています。違反者はこの機会に、未払いの罰金の支払いに早く来ることを願っています。」

民間会社勤務のジョホールのムアールから来た34歳の男性は朝7時に、交通違反の罰金を支払うため、この広場に現れました。というのは、彼は週末のお出かけで、家族とともにマラッカに来ていたからです。

「私たち家族は8月2日にマラッカに来て、近くのホテルに泊まっていました。休暇で来ていますが、2019年国家月間と国旗掲揚のイベントを見るためです。昨日のベルナマのサイトで交通違反の最高50％の割引が実施されるというのを見ていて、割引は知っていました。

たまたま、マラッカに来ていたので、罰金の残高をチェックし、支払えたらと思っています。」と、彼は語っています。

Unquote

何かの国家的行事に引っ掛けて、交通違反の罰金の割引が行われるというニュースはしばしば目にします。違反切符を切られても、すぐに支払わず、機会を捉えて、割引を受けたほうが得になるということになります。

未回収の罰金に対する強制執行という話は聞いたことがありません。法による支配よりも、ことを荒立てないということが優先される社会のようです。