日本出張でのマハティール
マハティール首相の日本への2日間の出張の最終日である8月8日の様子を紹介します。記事原文は次のURLを参照願います。https://www.thesundaily.my/local/japan-serious-about-helping-malaysia-develop-mahathir-JE1237193
最終日に日本政府が対応したのは、和泉洋人首相補佐官(66歳)でした。同氏は国土交通省出身の工学博士です。
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“マハティール:日本はマレーシアの開発援助に真剣”
トゥン マハティール博士の訪問で、キー アドバイザーや専門家との討議が行われ、日本はマレーシアの開発を援助する役割を真剣に果たして行くことが表明されました。
「私の出張は、日本の役割を討議する機会になると、日本政府はみている。」とマレーシア首相は語っています
8月8日、マハティール博士は、マレーシア問題を担当する和泉洋人首相補佐官のほか、金融、債務、交通、教育を含む9人の専門家を含めて、会議を行いました。
出張を終え、マハティール博士は「我々を援助するため、日本政府は何ができるのかを真剣に討議し、我々の意見も求めてきました。会議では、専門家は、最大の利益を引き出すために、マレーシアが描くことが出来る、例えば、国土、鉄道、水問題についての政策について、彼らの見解を述べてくれました。和泉洋人首相補佐官は各大臣が適切な行動をとるために、この問題を閣議に持ち込むと言っています。」と記者団に語っています。
その前日の7日には、日本未来のリーダースクールで、更に8日には九州-アジアのリーダーシップ研究所で、リーダーシップについて年次講義をしています。
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フォレスト シティにしろ、東海岸鉄道にしろ、ビックプロジェクトは中国の独壇場でしたが、資金は全て借金によるものです。中国の大盤振る舞いの原資も借金によるもので、破綻の瞬間が来ないという保証はありません。ミンスキーモーメントが訪れ、中国の金融的破綻が世界経済を破綻させる危険性を否定できない現在、マレーシアが脱中国に舵を切る機会が到来したことは、マレーシアにとって、ラッキーだと思います。