香港からMM2Hビザ

香港に於ける混乱で、他国への移住を考える人が増加しており、マレーシアもその候補地になっているという記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/people-in-protest-hit-hong-kong-eye-malaysia-s-second-home-programme-MN1285961


なお、1997年にイギリスから中国に香港が返還された際にも、他国への脱出が相次ぎましたが、今回はその第二弾ということになるのでしょうか。


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“抗議の中で、香港の人々はマレーシアのセカンド ホウム プログラムに注目”


裕福な外国人に長期居住を勧めるマレーシアのプログラムには、中国が支配する香港から今年251人の申請者があます。去年は191人が許可されています。


不動産コンサルタントによれば、「マレーシア マイ セカンド ホウム(MM2H)への関心は、11週間以上前から始まった、北京への抗議で騒がしい、アジアの金融の中心地の住民の間で、高まっています。


マレーシアとタイは、1997年に中国に返還された、前のイギリスの植民地における、5年間で2回目となる長期のデモへの、香港住民のフラストレーションから最も恩恵を受けています。」


観光相が運営するMM2Hプログラムの部長である、ダティン シャリファ イクラス  アルジャフリーは次のように語っています。


「香港から押し出てくる要素は、マレーシアを疑いなく、新しい住処の最善の選択肢の一つとしています。


我々の強みは、国の親しみやすさ、生活費の安さ、医療を含めた高い生活水準だけでなく、経済、政治、プラス進んだインフラにもあります。


昨日までに、3,500の申請があり、去年は1年で6,279件の申請がありました。


世界で最も人口密度が高く、高物価の一つである香港からの申請者数はすぐには分かりません。


香港の申請者は両サイドあり、情報通信セクターなどの分野で働いています。


許可された人は、更新可能な数次ビザが与えられ、100万リンギ以上の不動産を購入でき、車を所有できます。しかし、ウエブサイトに出ているように、労働ビザ無しでフルタイムで働くことは出来ません。」


外国人にマレーシアのプログラムについてアドバイスしている“マイ エクスパット”は語っています。「香港の申請者はここ2週間で数字は分からないが、増えています。2012年から2018年に許可された42,000件以上の30%は中国人です。」


中国からのマレーシアへの投資への不安は2年間の政権転覆の要素です。マハティールの目標の一つは、中国のカントリー ガーデン ホールディングスが開発した、ジョホールの1,000億米ドル(4,180億リンギ)のフォレスト シティ 不動産プロジェクトです。」


マレーシア不動産コンサルタントであるCBRE-WTWの社長は語っています。「香港の人々は、タイのバンコック、ベトナムのハノイ、ホーチミン、のような選択肢も考えます。シンガポールも、マレーシアよりも5倍もしますが、候補の一つです。


香港のバイヤーは、価格が人口の75%が購入をする限度を超えているので、他の場所を長期的視点で見ています。彼らは一生、不動産は買わないでしょう。他の場所を買うしか選択肢がないのです。」
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香港から逃げ出す人のニュースは、1997年の香港返還時にもありました。カナダなどが彼らを受け入れました。カナダに中国人が多いのはそのためでしょう。中国による弾圧で、その再来となるのでしょうか。


逃げ場の一つとして、マレーシアのMM2Hビザがあげられていますが、金が全ての中国人が、稼ぐことが出来ないビザで満足できるのでしょうか?

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