二輪車タクシー

マレーシアでも二輪車タクシーの運用が認められるようで、これに関する記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/motorcycle-e-hailing-service-to-address-youth-unemployment-syed-saddiq-II1291903


前任地のインドネシアでは、交通渋滞のためか、オジェックと呼ばれる二輪車タクシーが走っていて、外国人が乗ることは稀ですが、というより殆どいませんが、現地の若者の間では、通勤にも使われていました。料金は距離にもよりますが、50円とか100円程度でした。


インドネシアの交通渋滞はすさまじいものがあり、二輪車は渋滞をぬって走行できるので、利便性はありましたが、今般、首府をジャカルトからカリマンタン(バンジャルマシンなどの名前は出ていますが、具体的な都市名はまだ決まってないようです)に移動することが正式に決まったそうで、渋滞の状況を考えると、来るべき物が来たという感じがしています。ジャカルタの渋滞はKLの比ではありませんでした。


マレーシアでもバイクタクシーが当然走っているものと思っていましたが、マレーシアに来て見て、マレーシアでは走っていないことを知って、逆にビックリしました。


Quote


“若年層の失業に対処するための二輪車ネット配車サービス”


青年およびスポーツ相は二輪車タクシーについて、若年層の高い失業率に対処することが、マレーシアが二輪タクシー導入する主な理由だとしています。


様々な方面から、政府が二輪車タクシーを認めたことの非難が上がっており、安全性やネット配車サービスとタクシー運転手との争いなどの問題が指摘されています。


政府はそんなことはせずに、若年層の高所得を援助するべきだという人もいます。


二輪タクシーはこれまで2回、拒絶されてきました。1回目は前政権のときで、2回目は、去年の7月に、現在の交通相が「二輪車は事故率が高いので、二輪車のサービスには反対する。」と議会で発言していました。


2ヵ月後、マレーシアの会社であるデゴ ライド社がクランバレーで二輪車タクシーを始め、交通相は「もしこの事業を不法に続けるならば、会社に対して捜査を実施する。」と警告しました。「二輪タクシーは望ましくないので、これを合法化することはない。二輪車の事故が多すぎるので、危険を冒すことはしない。」と同相は語っていました。


しかし、その2日後、8月21日の閣議で、内閣は原則として二輪車タクシー サービスを認めました。


同相はツイッターで、若年層の所得を援助するため、二輪タクシーの導入に賛成かどうかを尋ねました。56,000人以上がこれに回答し、88%が賛成しました。


同相は、二輪車のライダーがもっと安定した所得を得られる道を作る必要があると語っています。


Unquote


実は、ジャカルタ勤務中には、当時会社では、タクシーどころか、いわんやバイクタクシーに乗ることは禁止されていて、移動のときは運転手付きの車を使うことが義務付けられていましたが、もう消滅時効だと思うので、白状しますが、私は二輪車タクシーに乗ったことがありました。


客を乗せて走る二輪車タクシーは、スピードも出さないし、危険性を感じることはありませんでした。

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