ヘイズと空港

イポー(プラ州)に住んでいると、最近話題になっているヘイズとかAPIとかには無縁ですが、そうかといって、プラ州全体としてはヘイズの影響が全くないとは言えないようです。


9月11日の午前中にプラ州のSeri Manjung(ティオマン島の対岸)でAPI123(不健康)を記録したそうです。ヘイズを発生させているボルネオ(カリマンタン)はマレー半島の東にあり、マレー半島の西側にヘイズが到達するには、中央の山岳地帯を越えてくるか、スマトラ島とマレー半島の間を抜けてこなければなりませんが、イポーまで来るにはいくつかの障害があって、なかなか到達しにくいということだと思われます。


空港のヘイズ対策の記事を紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/airport-closure-only-if-visibility-drops-below-400m-mahb-BD1360605



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“空港の視界が400m以下に落ちた場合には空港は閉鎖される”


マレーシア空港(MAHB)は「水平視界が400m以下に落ちた場合のみ、低視界運行手続きを発動する。


9月11日の午後2時現在、視界は2,000mです。視界は滑走路の両端に置かれている気象機器で、滑走路視界範囲(RVR)と業界でいわれる、水平視界が計測されています。航空交通管理部のアドバイスに基づき、空港当局は空港を閉鎖するかどうかを決めています。」」と語っています。


ランカウイ国際空港は2015年10月に視界500mになり、3時間にわたって一時閉鎖され、数百人がターミナルビルで立ち往生しました。


民間航空局によると、マレーシアの空港は、例えば着陸システム機器(ILS)、表面動作レーダーシステム(SMS)のようなヘイズの中でも航空機の着陸に役立つ、より近代的で洗練された設備が装備されている、ということです。


Unquote



ヘイズが原因で空港が閉鎖されるということは、めったにないということのようです。

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