ツインシムそしてごみの分別回収

日本とマレーシアを行き来していると、SMS用としてそれぞれの電話回線が必要な場合があるので、日本用のシムとマレーシア用のシムの2種類のシムが必要になってきます。


そのため、一方をガラ携帯、他方をスマホのそれぞれ入れていたのですが、ツインシムが入るスマホがあることを知って以来、それを使うようになっていました。何しろ、2台の電話機を持ちあるくのは負担でもありますから。


しかし、ツインシムといっても、同時に両方を使えるわけではなく、両方のシムを有効に設定しても実質的には1つのシムしか使えないというのが実情です。


なぜ、一方しか使えないのかが今まで謎となっていました。ショップに聞いても頭をひねるばかりで答えは得られませんでした。ショップの店員はそれほどスマホに知識を持っていないこともわかりました。


今回の日本滞在で、スマホをあれこれいじっているうちに、理由がわかりました。一方のシム回線を3G以上に設定すると、他方の回線は2G以下にしか設定できないことが分かりました。ネット回線は4G以上でないと作動しないので、インターネットや電話回線を使うためには4G以上に設定することがマストです。2Gの回線は実質的には意味がないということになります。したがって、ツインシムといっても、2Gにしか設定できない回線は、シムの保管場所としては意味があるものの、回線としては使えないということになります。


それと全く違う話題ですが、ごみの分別回収の問題です。


日本では、ごみの分別回収が厳しく規制されていて、世界の潮流もその方向になっています。一方で、分別回収しても、リサイクルに回される割合はそれほど高くないという話も聞きます。日本でのごみの分別は、可燃物(いわゆる台所のごみ)、プラスティック、ペットボトル、小型電気製品、危険物(乾電池、小さな備品など)、ビンカン、資源ごみ(段ボール、新聞、雑誌等)などの分類があり、複合されているもの(例えばプラスティックと紙が複合しているものなど)はそれぞれに自分で分解するなどが要求されています。本当にこのような分別は必要なのか、大いに疑問に感じるところです。


日本で商品を買うときは、捨てる場合を考えると、買うことを躊躇してしまいますが、マレーシアでは幸いなことに、現状ではそれほど、ごみの分別回収は徹底していないので、マレーシアに来るとホッとします。


ごみの分別回収は北欧で始まったのが起源で、マスコミや社会主義者たちがそれを煽ったため、世界の潮流になってしまいました。


確かに有毒ガスの排出は願い下げですが、二酸化炭素の排出が地球温暖化の原因だとするデマを煽る社会主義者、マスコミに煽動され、それが世界の潮流になってしまっています。ごみの分別回収の見直しをすべき時に来ていると思う次第です。現状では賛同する人は少ないとは思いますが。


ごみの分別回収よりも、二酸化炭素の排出には気にせず、有毒ガスが出ない焼却炉の技術開発に傾注して、消費を躊躇したり、ごみの分別に時間を使うことなく、思うままに消費し、時間を有効に使うべきだと思う次第です。

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