資源ごみ

マレーシアでもごみのリサイクルへの取り組みが始められつつあり、そのニュースを紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/trashtocash-programme-changes-public-perception-of-waste-IK1639947


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住宅及び地方自治省が推進するエコ社会政策である“資源ごみを現金に”のキャンペーンは、人々のごみに対する認識を変えることに成功しています。


クアラ トレンガヌで実施されたキャンペーンのあと、同省の副大臣は語っています。「キャンペーンの結果、ごみはリサイクルに回され、収入となり、間接的に周りがきれいになった。キャンペーンはごみを賢く管理し、リサイクルされ、現金に変わることを人々に教え、推進することを目的にしている。さらに人々が収入源としてリサイクルを実行することに戸惑いの感情を持たないように人々の感覚を変えることを目的にしている。」


300人以上がキャンペーンに参加し、1時間以内に250Kを超える資源ごみを集めました。資源ごみの値段はモノによって異なります。箱はキロ0.19リンギ、古新聞は0.2リンギ、アルミ缶は2リンギ、プラスティックは0.6リンギです。


キャンペーンのコーディネーターは語っています。「ペナン、ジョホールバルでも今月初めにこのキャンペーンを実施しており、当地は3番目になります。それぞれの地域で集められた資源ごみに、400から500リンギ支払っています。反応はとてもいいです。例えば今日は、当地でごみの管理意識を高めるために、キャンペーンを続けていく10人のコーディネーターを指名しました。」当地の後、キャンペーンはあと3つの地域で実施されます。スランゴール州アンパンのタマン コサ、プラ州のクアラ カンサー、サバ州プタンタンのPPRタマン スリ プタンタンです。


Unquote


資源ごみの回収キャンペーンがマレーシアでも実施されつつあるというニュースですが、資源ごみが金になるということです。


日本では今はもう見かけなくなったくずやという商売があって、リヤカーを引いて町中の資源ごみを回収に回っている人がいました。それが形を変え、チリ紙交換屋という商売になりましたが、今はもうそれも見かけなくなりました。労力の割には見返りが少ないということなのかもしれません。今はごみの分別問題とも絡んでくるのですが、資源ごみとして、決まった曜日にごみとして無償で出すというのが定着しているようです。ごみを分別するという、ごみを出す人の犠牲の上に、資源ごみの回収が成り立っています。

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