中国正月のイベントと新型コロナビールス

新型コロナビールスの蔓延と、中国人社会の最大のイベントであるチャイニーズ ニューイヤーとが重なり、大勢が集まるイベントの開催に不安がある中、マレーシアで最大の中国人社会を持つプラ州でその不安を打ち消す声明が出ていますので、紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/coronavirus-public-need-not-worry-about-attending-perak-cny-celebrations-CN1960422


Quote


“プラ州のチャイニーズ ニューイヤーのイベントにはコロナビールスに心配しないで出席して ”


州の観光芸術文化委員会長は、木曜日の午後6時から11時までにわたって開かれる予定であるバンダル スリ ボタニのエコパークを訪れ、語っています。「州政府は保健省と相談の上、祝賀行事を予定通り実施することにしました。保健省副大臣もイベントを続け、SNSで見られるようなパニックを起こしてはならないと語っています。新型コロナビールスは怖いが、事実に基づかないフェークニュースが引き起こすパニックはもっと心配だ。それはただの感じ方であり、我々はイベントのための、そしてプラ州へ入る道での予防処置をすでにとっています。」


プラ州のスルタンもこのイベントに出席予定です。


現在まで、マレーシアにおける罹患者は8人で183人が検査を実施し、18人はまだ結果待ちです。


Unquote


検査の結果、陰性と判断されても、再検査すると陽性になるケースもあるようです。検体を採取する場所(のどの近くか、もっと奥の方か、またビールスが増える前に検体を採取したか、ある程度ビールスが増えてから検体を採取したかの違いで、異なる検査結果が出るようです。)また症状がない人からもうつることもあるようなので、安心はできません。


米国のように完全に中国人の入国をシャット アウトしている国ならば、まず安心ですが、それ以外の国はビールスを既に入れてしまっていると考えた方がいいのではないでしょうか。


イベントのためにとった予防処置とはどういうものなのか具体的な説明はされていません。これだけで、人ごみの中に入っても大丈夫だということにはならないような気がします。


ところでチャイニーズ ニューイヤーですが、初日から数えて2週間目にあたる今年は2月8日(土)が最終日になるようです。


最終日には、福建人はゴーチャップメーという行事を行います。面白いことに福建人以外にゴーチャップメー て何?と聞いてもわからないようです。福建人しか行わない行事のようで、チャイニーズのバレンタインと福建人は称していますが、他省人はそのようなイベントは行わないようです。今年の2月8日はSamPohTongなどの中国寺院にてイベントは行われるということです。

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