入国禁止は武漢を含む湖北省出身者だけ

新型コロナビールスへの対応として、内務相はすべての中国人の入国拒否は今のところ考えていないと述べたというニュースを紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/no-plans-to-bar-all-chinese-nationals-only-those-from-wuhan-hubei-province-LH1966379


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“入国禁止は湖北省出身の中国人だけで、すべての中国人には適用されない”


内務相はジョホールにあるスルタン イスカンダール ビルの関税、入国管理、検疫所で行われている健康チェックを視察し、各方面の関心事である、すべての中国人ではなく、武漢を含む湖北省出身者だけを入国禁止にしている政府の決定について次のように語っています。


「政府はマレーシアを訪問するすべての中国人の入国拒否は今の段階では計画していない。このほど始めた入国禁止は新型コロナビールスが昨年12月に最初に発見された武漢を含めた湖北省出身者だけに適用される。


入国管理局は国内のコロナビールスに関する保健省のガイドライン決定を継続して注視している。保健省が、管理が必要だと言ったときにのみ、武漢、湖北省出身者に対する処置と同じ処置を実施する。入国禁止は実施中であり、保健省からの新しいガイドラインが出れば、その時必要な行動をとる。


WHOはビールスは保健上の国際的緊急事態であると宣言したが、中国人が各国へ入国することを全面禁止にすることは要請していない。必要な事態が発生すれば、いつでも対応する。コロナビールスの拡散を防ぐための努力をしており、マレーシアの入国ポイントで絶えずモニターしている。1月27日から2月3日までの間に、合計で147人の武漢または湖北省出身者が入国を拒否されている。入国を試みた最も大きなグループは、船員やその従業員からなる合計65人のポートクランから入国しようとしたグループだった。


7割の入国者がCIQコンプレックスから入国するので、体温感知器の数は十分ではない。2月14日に予定されているチンゲイの催しを取りやめる必要なない。」



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今更、入国禁止を全中国人に広げても、既に時間の経過とともに、ビールスは入り込んでおり、遅きに失した感があります。


これと比較すると、米国の対応の早さと、その完璧な防御処置はさすがアメリカという感じです。米国は14日以内に中国を訪問した全外国人を入国禁止にし、米国市民は14日間の隔離処置を実施しているので、ビールスが拡散するリスクは格段に低くなっています。


ビールスに対する予防措置に各国に違いが出るのは、危機管理の意識の差であると考えられます。もう一度言いますが、米国の危機管理意識はすごいと思います。9.11を経験したからこそ、ということでしょうか?


日本もマレーシアも危機管理意識についてはおお甘といわざるを得ません。


それと、WHOを含む国際機関が中国に篭絡されていることが、今般明確になりました。共産主義者を排除した、新しい国際機関が創設されることを強く望みますが、無力感を感じざるを得ません。

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