来週のガソリン価格下落が発表される

2月8日からの1週間のガソリン価格の発表がありましたので、紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/ron95-ron97-and-diesel-prices-fall-guan-eng-JY1980649
Quote


“ガソリン価格下落”


2月8日から今後1週間のガソリン小売価格が発表され、RON95はリッター当たり4セン下落し2.04リンギに、RON97は7セン下落し2.34リンギに、ディーゼルは10セン下落し2.08リンギになります。


今回の下落は世界市場価格の原油の下落に沿ったものであることを、財務相が記者会見で説明しました。


RON95とディーゼルは前の週と比べ大きく値下がりしています。PH政権の公約で石油製品の価格を安定化させる約束を財務相は強調し、週単位で小売価格をセットし、前の週は、RON95は実際2.11リンギのところ2.08リンギに抑えられ、ディーゼルは2.18リンギがキャップ価格でした。人々は世界価格の変動をより早く享受でき、しかもキャップをはめ、財務相によると、昨年は60億リンギの燃料とLPG補助金を支出したとのことです。


原油価格の下落はすでに発表されている経済刺激パッケージに影響するか?という記者からの質問に対し、財務相は「経済刺激パッケージについて語るとき、重要なのは安定した、持続可能性ある成長が優先事項です。」と答えています。


さらに政府が設定しているシーリング価格は現在の価格の下向傾向の中にあって、見直されるのかという質問に対して、同相は「シーリング価格はすでに低い水準にある。」と答えています。


Unquote


刺激策は断行していくということだと思います。財源不足には国債発行で対応するという意思表明と解釈されます。


中国発の景気減速が明らかになりつつある中、一時は中東情勢の緊迫化で上昇に転じていた原油価格が、一転して下落に転じています。世界景気の動向が不透明になりつつあり、実際に経済活動を担当している方々は、かなり神経を使う状況になりつつあります。


自分は業界から引退した身なので、どうなっても関係ない立場にいますが、長期的に見て子供たちや孫たちは激動の時代に放り込まれるのではないかと心配ではあります。

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