パニック買い

1973年の日本のオイルショック時の消費行動を彷彿とさせる、武漢肺炎を契機とするパニック買いがマレーシアで発生しています。このニュースの原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/toilet-papers-may-not-have-run-out-but-masks-sanitisers-all-snapped-out-DG1989544



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“トイレットペーパーは売切れてはいませんが、マスクや衛生用品は売切れです”


シンガポールや香港とは異なり、国内のスーパーマーケットでトイレットペーパーは売り切れということにはなっていませんが、マスクや除菌スプレー、衛生用品はパニック買いで、すでに百貨店、薬品店で品切れになっています。


死に至る武漢肺炎の発生がいくつかの必需品への駆け込み需要の引き金を引きました。


最初の国内での武漢肺炎の発生報告以来、マスク、消毒剤が全国の薬局薬店の棚から消えました。ある心理学者によると、都市部では住民のビールスに対する危機意識が高くSNSによる根拠のない情報が氾濫しているので、最も顕著にこの現象が出現したということです。その心理学者によると、「このような都市住民は、マスクや除菌スプレー、衛生用品を備蓄したほうがいいと感じています。


マレーシア人は感染を恐れて、家から出ることや、人込みの中に出かけることを避けます。モールや映画に行くことはほとんどなくなります。多くの人が家から出ないのです。


中国人の観光客やホテルに行くこと公共の場所に行くことを怖がる人たちのカウンセリングをしてきましたが、防護するものがないと、まったく助けにならないのです。


3人がビールスから回復しましたが、彼らは国内感染者数の増加にだけ注意が向いています。もの不足感があれば公共のパニックは悪化します。


シンガポールではいくつかの店で、みんなが買えるように特定の商品の一人当たりの購入可能数を限定しました。その目的はみんなが買えるようにすることですが、買い占めがその目的を打ち負かし、不安を増加させ間違った印象を与えました。」とのことです。


Unquote
後から考えると、なぜあのような行動をとったのかわからない、というのがパニックによる衝動買いです。


石油不足とトイレットペーパーとはどのように関係があるというのでしょうか?風が吹けば桶屋が儲かる式の発想でしょうか。


今回のマスク不足は中国人のパニック買いが引き起こしたものですが、マスクなんかでビールスの侵入は防げないことは明らかです。マスクがなければハンカチで呼吸器を覆うだけで、マスクをしたのと同じ効果は得られるのではないでしょうか。一種の付和雷同行為です。儲かるのはマスクの製造工場と高値で売りつける取扱業者だけということになるのではないでしょうか。

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