ムヒディンが最有力か?

首班指名をかけて、2月28日にUmnoを中心とするグループとこれに対抗するPH(希望連盟)のPKR39名DAP42名、AMANAH11名の合計92名がわきを固めるための会議を開催しています。Umnoを中とするグループにはUmno、PASの連盟とその他のBN(国民戦線)を構成していたMCA(マレーシア中華協会)2名、MIC(マレーシア インド会議)1名も賛同しています。


Umnoを中心とするグループに関する記事を紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/muafakat-barisan-nasional-endorses-muhyiddin-yassin-as-pm-HK2059867




Quote


“MUAFAKAT、BNは首相にPPBM総裁のムヒディンを首相に推挙”


UMNOとPASで構成されるMUAFAKAT NASIONAL(がんばれ党?)はPPBM総裁のタン スリ ムヒディン ヤシンを首相に推挙します。


先に、UMNOとPASは2月23日の政治的展開以来、政治的混乱を解決するため総選挙を主張してきましたが、上記の結論となりました。


UMNOとPASによってサインされた協定によると、国王の参考として、ムヒディンを首相に推挙するとなっています。


UMNO39名、PAS18名からなる57名は、先にPPBMの36名がムヒディンを首相に推挙することをうけて、ムヒディンを首相として支持することになりました。


BNもムヒディンを首相に推挙する声明を出しました。MCA2名とMIC1名を加えて96名の議員がムヒディンを支持していることになります。これ数字はPKR総裁のアンワールを支持するPHの92名を凌駕することになります。


政府を形成するどの勢力に加わるかはサバとサラワク次第ということになりました。


Unquote


アンワール勢力とムヒディン勢力の差は92対97とわずか5人の差です。102人の過半数獲得を巡って熾烈な戦いが始まっています。アンワール勢力が過半数を獲得するにはあと10名、ムヒディン勢力はあと5人獲得しなければなりません。


色がついていないのはPKRを除名された11名、サラワク連合の18名、その他6名といったところでしょうか。


アンワールは敗色濃厚となっています。


しかし、未確認情報としてムヒディンは体調は今一つで、病院通いが続いており、首相の激務には耐えられないのではないかという話も出ており、首相になったとしても短期で後退を余儀なくされるのではないか?とか腐敗しきったUMNOが加わって政権を担当させるのかと?といった疑問符もつけられており、いずれにしても政治状況は混とんとしています。


ムヒディン政権となればマレー色が強まり、中国人は排除されることになると予想されます。

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