マレーシア航空が無給休暇制度を従業員に要請

武漢コロナの影響で世界的に委縮ムードが蔓延し、加えて、感染者が多い国からの入国制限が各国で拡大する中、深刻な影響が出ている航空会社は会社を維持するための生きるか死ぬかの対応策を迫られています。


とりわけ、マレーシアのフラッグ キャリアーといわれてきたマレーシア航空ですが、武漢コロナ発生前から業績が上がらず、身売り話が出ていましたが、今般、従業員に自発的な無給休暇制度が導入されるようです。この記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/malaysia-airlines-asks-staff-to-volunteer-for-unpaid-leave-EE2125431


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“マレーシア航空が従業員に自発的無給休暇を要請”


武漢コロナの影響で事業が打撃を受け、マレーシア航空は最低3か月間、月5日間の無給休暇を取るように要請しています。


発表された声明によると、「武漢コロナのため、運航便数が減ったための処置です。」ということです。


政府の発表を引用したロイターによると、世界中で134,500人が感染し、4,900人以上が死亡しています。マレーシア航空そのネットワークのうち、各国の旅行制限のため、4月まで2,000便以上がキャンセルされました。


無給休暇については、従業員は4月から1か月から3か月の無給休暇のオプションが与えられました。別の声明で、マレーシア航空は乗客に年末まで無料で無制限の便の変更も提供しています。


マレーシア航空は財務的に苦境にあり、マレーシア航空グループの所有者であるカザナは戦略的パートナーを求めていました。マレーシア航空グループには格安航空のファイア フライも含まれます。


Unquote


自粛ムードが蔓延する中、様々なイベントの中止や順延、入国規制で実際に影響が出る業種が存在する一方で、株の暴落、為替のボラティリティーが発生し、実体経済以上に不安定感が増しています。“景気は気分次第”とは言いえて妙な言葉です。直接的に影響がない業種の株まで売られ、それが巡り巡って実体経済の業績にまで波及していく可能性も出てくる日が来るかもしれません。私と妻は全く別勘定になっているのですが、日本に帰っている妻から、あまりの株の値下がりにおびえて、狼狽したような電話がありました。(今、ラインが消滅してしまったためラインが使えず、電話がありました。)


しかし、禍福は糾える縄の如しといわれるように、万物は流転していくもので、いい時があれば悪い時があるものです。急がず慌てず、時の推移を眺めているのもまたいいものです。下がったものはまたそのうち上がるし、上がったものは下がるものです。

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